欧米で話題のヴィガニュアリーとは?1ヶ月ヴィーガンチャレンジのすすめ
新年の始まりである1月は、何か新しいことにチャレンジするのに最適な月とされています。みなさんも、ぜひ1ヶ月間のヴィーガンチャレンジキャンペーン、Veganuary(ヴィガニュアリー)に参加されてみませんか。
みなさんは、Veganuary(ヴィガニュアリー)をご存じでしょうか。
1月の英語表記であるJanuaryと、Veganを掛け合わせた造語であるVeganuaryが今、欧米を中心に話題となっています。
ヴィーガン推進月間でもある1月の「ヴィガニュアリー」とは?
その詳細を、解説させていただきます。
ヴィガニュアリーについて
Veganuary(ヴィガニュアリー)とは、イギリスのNPO法人が主催する「1ヶ月間ヴィーガンチャレンジキャンペーン」のことです。
毎年1月をヴィーガン推進月間に設定し、まずは1ヶ月間、完全菜食のヴィーガンの食生活を多くの人に試してもらうことを目的として行われています。
2014年にイギリスで始まったヴィガニュアリーへの参加者は、年々増加傾向にあります。
9年目にあたる2022年1月には、世界220ヶ国から629,000人以上の人々が参加し、今では「世界最大規模のヴィーガンのイベント」と言われるほどに成長しています。
ヴィガニュアリーに参加する理由
ヴィガニュアリーに参加したことのある人たちは、一体何がきっかけでヴィーガンの食生活にチャレンジしてみようと思ったのでしょうか。
Veganuaryが行ったアンケートの結果、大きく分けて、以下の3つの理由から参加された方が多いことが分かりました。
- 動物福祉のため (62%)
- 自然環境保護のため (54%)
- 健康上の理由から(46%)
菜食中心のヘルシーなヴィーガンの食生活は、動物の命を救うだけではなく、環境保全やダイエットにも効果的なのです。
完全菜食主義のヴィーガンとは
ヴィーガンとは「完全菜食主義者」の総称です。
食におけるヴィーガンとは、肉や魚はもちろん、卵や乳製品、ハチミツなどを含む動物由来の食品を一切摂取しない菜食中心の食生活を送る人たちのことを指し、ヴィガニュアリーキャンペーンでも、ヴィーガン食を推進しています。
また、ファッションやライフスタイルヴィーガンの方たちは、毛皮やファーをはじめとし、化粧品や日用雑貨にいたるまで、動物由来の製品を身に着けず、利用しない生活を送っています。
近年、ヴィーガン市場が急拡大している欧米では、ヴィーガンのライフスタイルがトレンドから定番になりつつあります。