アディダス×オールバーズのコラボレーションシューズがついに情報解禁
リサイクル素材を使用したスニーカーやスポーツウェアを開発していることで有名なアディダス、そして、人気急上昇中のサステナブルシューズブランド、オールバーズがコラボレーションし、二酸化炭素排出量を大きく減らすことに成功した、素晴らしい一足が誕生いたしました。
スポーツウェア大手のAdidas(アディダス)が、環境問題に積極的に取り組み、リサイクル素材や動物性成分不使用の素材を使用した商品を開発しているのは、ご存知の方も多いのではないでしょうか?
また、Allbirds(オールバーズ)は、2016年、アメリカ・サンフランシスコで誕生し、世界中で注目を集める、サステナブルフットウェアブランド。
「地球に優しく」をモットーに、長時間履いていても疲れにくい快適性や、シンプルなデザインが特徴的です。
本来は競合関係にある、この2ブランドが、昨年5月にパートナーシップを結び、約一年かけて開発を進めてきたサステナブルシューズ、「FUTURECRAFT.FOOTPRINT」がついに情報解禁されました!
商品の特徴
オールバーズはブランド立ち上げ当初から、カーボンフットプリントをゼロにすることを目標に商品開発を進めてきました。
カーボンフットプリントとは、商品のライフサイクルで排出される温室効果ガスを、二酸化炭素排出量に換算したものを表すものです。
従来の製品のライフサイクルでは、大量の温室効果ガスが排出されることが、企業の大きな課題でもありました。
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しかし、今回リリースされた「FUTURECRAFT.FOOTPRINT」は、アディダスとオールバーズ両ブランドが、“史上最小のカーボンフットプリントのパフォーマンスシューズを生み出す“という共通の目標を掲げ、あらゆる側面から知恵を出し合った結果、その排出量を両ブランド共に最小となる2.94kgに抑えることについに成功!
一般的なスニーカから排出される二酸化炭素排出量は、約12.5kgとされていますので、これはかなり前向きな進展であることが伺えますね。
シューズの側面には、アディダスとオールバーズそれぞれのブランドロゴに加えて、この排出量にちなんで、2.94という数字も表示されています。
この表示には、商品を作る会社側、そして、商品を使用する消費者側の双方が、どれほど地球環境に影響を与えているのかを意識してもらいたい、という意図が込められているそうです。
また、削減されたカーボンフットプリントに加え、アディダス独自のクッション性技術や、オールバードのサトウキビベースの素材の導入など、両ブランドの良さや強みが活かされた最高のコラボ商品となっています。
発売予定時期
今回の発表で情報解禁となったこちらのコラボシューズですが、一般販売の予定はなく、2020年5月末に100ペア限定で、Adidas Creators Club(アディダスクリエーターズクラブ) の登録者からの抽選でプレゼントされるとのことです。
アディダスクリエーターズクラブの新規登録はこちらから。
2021年秋冬には追加で10,000ペア、2022年春夏にはさらに幅広くリリースされていくそうですので、今後、日本でも販売がスタートすると嬉しいですよね。
今回のリリースでは入手は難しいかもしれないですが、アディダス、オールバーズ、それぞれのブランドからは、この他にもサステナブルなスニーカーが販売されておりますので、ぜひ公式サイトも覗いてみてくださいね。
アディダス公式サイトはこちらから。
オールバーズ公式サイトはこちらから。
アディダスのヴィーガンスニーカーについてはぜひこちらの記事も参考にしてみて下さい。
まとめ
今回は、アディダスとオールバーズが新たな試みとしてコラボレーションした、ランニングシューズ「FUTURECRAFT.FOOTPRINT」に関する速報をお送りいたしました。
企業同士が同じ目的、目標に向かって協力し合う取り組みは、今後ますます注目されていくことでしょう。
アディダスとオールバーズがその先駆者となり、他のブランドも追随してこの動きが加速していけば、とても素敵ですね。