ヴィーガンでもマッチョになれる?ヴィーガンのボディビルダーや食事を紹介
菜食主義のヴィーガンでも筋肉ムキムキになれるのか、実際にボディビルダーとして活躍されている方を紹介しながら、徹底解説します。
目次
Jim Morris
Jim Morris(ジム・モリス, 1935-2016)は一生涯現役のボディビルダーとして、世界的にとても有名です。
ジムは、50歳の時に菜食中心の食生活にチェンジ。健康上の理由と動物・環境保護などの、エシカルな側面から、ヴィーガンになりました。
彼から学ぶことは、ボディビルのことだけに留まりません。達観した人生観や成熟した精神性は、一生の間で身体のことを考えてきた、彼なりの哲学として昇華されています。
ヴィーガンボディビルディングチーム「PLANT BUILD」
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ヴィーガンボディビルダーのチーム「PLANT BUILD(プラント・ビルド)」では、今回ご紹介したヴィーガンボディビルダーの他にも、多くのヴィーガンボディビルダーが存在することがわかります。
「たんぱく質をとる=動物を食べる」というイメージが広まっているスポーツ業界に対し、ヴィーガンボディビルダーである彼らは、
「動物への犠牲がなくとも、筋肉はちゃんと作れる!」
「環境保護のためにできる選択を考えてみよう」
ということなどを信念として、情報を発信しています。
ヴィーガンボディビルダーの食事
様々なヴィーガンボディビルダーの方々を紹介してきましたが、彼らのように筋肉をつけるには、どのようなものを重視した食事を心がけるべきでしょうか。
ここでは、ヴィーガンを実践している多くのボディビルダーに共通の食事方法についてご紹介します。
マメ科植物からたんぱく質をとる
多くのヴィーガンボディビルダーは、野菜からたんぱく質をとっていますが、特にマメ科植物から摂取している人が多いです。
ひよこ豆、アーモンド、大豆などは、必要なたんぱく質源になります。また、これらのマメ科植物はカロリー源としても効果的です。
ほとんどのヴィーガンボディビルダーは、このたんぱく質源とカロリー源となるマメ科植物を基盤として重視しています。
また、植物性のプロテインから、たんぱく質などを摂取する方法もあります。
たんぱく質が豊富な食品については、以下の記事も参考にしてください!
ヴィーガン必見!たんぱく質が多く含まれる植物性食品【保存版】
ボディビルには欠かせないプロテインに関しては、以下の記事も参考にしてください。
バランスよく、そしてストレスと向き合う
ヴィーガンでも、ノンヴィーガンでも、偏った栄養バランスの食事だったり、ストレスや疲労が原因となったりして、体調を崩すのは同じです。
食事バランスに関しては、あまり気にしていないヴィーガンボディビルダーもいて、好きな食事(もちろんプラントベース)をする人もいます。
もちろん、食事バランスは大事です。しかし、他のアスリート同様、自分がどのようにストレスや疲労から回復することができるかを実践しているヴィーガンボディビルダーは多いです。
不調になったとき、
「食べているものに原因がある?それとも精神的なもの?トレーニング内容に問題がある?」
と、原因を突き詰めて一つずつ改善していく。これが、ヴィーガンとトレーニングを維持する、カギになっているのかもしれません。
菜食とアスリート達を描いたドキュメンタリー『The Games Changers』
ボディビルダーの他にも、プラントベースのアスリートは多く存在します。このドキュメンタリーは、従来の栄養学を覆した、プラントベースのアスリートたちのストーリーです。
挑戦意欲旺盛なアスリートたちによる、プラントベースの可能性について考えることができる作品です。
ヴィーガンアスリートに関する情報は、是非以下の記事も参考にしてください。
まとめ|ヴィーガンでもマッチョになることができる!
従来の栄養学を覆すヴィーガンボディビルダーたち。自分の身体に向き合う機会が多いからこそ、「食」について考える人も多いです。
数ある食事方法の中からヴィーガンを選び、実践して体現しているヴィーガンボディビルダーたちを見ていると、「ヴィーガン=弱々しい、不健康」というイメージなどまったくありませんね。
ぜひ、筋肉をつける一つの方法として、ヴィーガンを実践してみるのはいかがでしょうか。