次世代ヴィーガンアイスクリームの原料はひよこ豆か？ひよこ豆に秘められた代替乳製品の可能性を徹底解説

3. 地球にも優しく、時代に合ったヴィーガンミルク

牛乳を、牛から得るためには、乳牛を育てなければなりません。

牛乳だけではなく、食肉としても需要がある、牛。

その飼育には、多くの環境問題が、ついて回ります。

• 飼料のための牧草消費による、
• 牛のゲップによる、メタンガスの問題
• 動物の尊厳の問題
• 食肉、牛乳の加工段階での、大量の水と電気の消費にまつわる問題

など、パッと思いつくものだけでも、これだけあります。

植物性のミルクは、栽培に掛かるコストや、環境への負荷は、牛を育てるよりずっと少ないです。

利用方法も多岐にわたるヴィーガンミルク

さらに、大豆を例に挙げると、豆としても食べられ、豆乳、きな粉、テンペなど、利用方法が多岐にわたります。

そもそも、ヴィーガンミルクの原料となる作物は、ヴィーガンミルクのために作られたものではありません。

さまざまな用途があり、そのなかのひとつとして、ミルクがあります。

そして、そのミルクは、ただ飲むだけではなく、料理や加工にも使え、応用範囲が広いことも特徴です。

ヴィーガンミルクは利用価値が高く、時代に合っている

このように、ヴィーガンミルクには、多くのメリットがあります。

人の体への負担も少なく、むしろ、栄養素が多く含まれるなど、利点が多いのです。

さらに、環境負荷が、牛乳よりも小さく済み、ミルク以外の利用方法も多い。

動物を犠牲にしない。

選択肢が多い。

「牛乳の代替品＝ヴィーガンミルク」の時代は、終わりました。

ヴィーガンミルクは、私たちの生きるこの時代に、非常にマッチした食品なのです。