捨てるのはではなくリサイクルを!国内の不要衣類の回収先まとめ7選
いらなくなった洋服や家で眠っている洋服などの回収をしている国内のメーカーやブランドをご紹介いたします。
今、ファッション業界ではサステナビリティーを重視したエコな取り組みが広がり、衣類などを回収している企業やブランドが増えています。
お手軽に利用出来る皆さんもご存じのブランド・メーカーの回収サービスをご紹介いたします。
不要衣類の回収先7選
1. H&M
スウェーデンノアパレルメーカーH&Mは、ファッション性が高く低コストのファストファッションを提案するブランドです。
全世界の店舗で古着回収サービスを実施し、いらなくなった衣類は袋に詰めてH&Mのリサイクルボックスへ入れるだけの手軽なサービスです。
ブランドや状態を問わず片方だけの靴下、着古したTシャツ、他のブランドの衣類などどんな衣類でもOK。
リサイクルボックスに持ち込む一袋につき¥500クーポンが1枚もらえ、一日2袋まで交換してもらえる嬉しいシステムです。
回収された衣料はH&Mの再生工場に運ばれて手作業で分類され、古着として世界中の市場で販売されたり、リメイクコレクションや別の製品に生まれ変わらせています。
そうした衣類回収サービスで得られた過剰金のすべては、繊維リサイクルの研究機関や社会活動に寄付されています。
2. ZARA
ZARAは全世界に2,040を超える店舗を展開するスペインのファッションブランドです。レディース、メンズ、子供服、ベビー服など各世代のアイテムが揃っています。
ZARAでは不要になった衣類の回収を国内全店舗で店内に専用のコンテナを設置し、衣類の回収サービスをしています。
衣料品の寿命を延ばす支援をすることが目的で発足した回収サービスは、回収した衣類はリメイク・リユースして再利用されます。
また、再利用が困難な衣料品は他の繊維製品にアップサイクル・新しい繊維材にダウンサイクルされています。
さらに日本赤十字の社会福祉支援にも貢献し、衣類回収プログラムは、2021年1月31日までに全世界の各ブランド店舗にて利用可能になっています。
3. 無印良品
無印良品は、株式会社良品計画のブランドで、衣料品の他に住宅・家具・衣料品・雑貨・食品などを商品開発から製造販売まで国内外で出店しています。
現在、下着やくつ下を除く無印良品の衣料品全般(タオル・シーツ・カバー類も含む)を回収するサービスを実施中。(注・必ず洗濯後に店頭へ持って行く)
MUJI passport会員になっているとMUJI passport 1,000マイルがもらえます。
リメイクして着ることができる衣料品は、日本国内で染め直しを行い、新たなリユース商品・ReMUJIとして販売しています。
繊維製品を地球の資源にリサイクルする企業連携プロジェクト「BRING」に参加していて、リメイクが難しい製品は繊維に含まれる綿をバイオマスエネルギーのひとつ・バイオエタノールに、ポリエステル繊維はポリエステル樹脂に生まれ変わらせています。