今日からひと目でわかるようになる!覚えておきたいエシカルマーク7選
ヴィーガン必見!エシカル消費を実践する為に押さえておきたいエシカルマークについて解説。代表的なものを7つご紹介します。ヴィーガン生活の中で、日々のお買い物時のエシカルな商品選びに役立つ情報がたくさんあります。
5. レインフォレスト ・アライアンス認証マーク
地球環境の保護・土壌や水の保全・労働環境の向上や生活保障などに関する厳しい基準を満たした農園にのみ「レインフォレスト・アライアンス認証」が与えられます。
コーヒーや紅茶、チョコレートなどについているカエルのマークを見たことがある方も多いのではないでしょうか?
エシカルな消費を心がける方の中には、持続可能な生産方法を行っている農業生産者を応援したいと考えている方が多くいることでしょう。
レインフォレスト・アライアンス認証マークがついている製品を選ぶことで、持続可能な社会の実現を支えることに繋がります。
SDGsとも、深い関わりのあるマークです。
6. 国際フェアトレード認証ラベル
フェアトレードとは、発展途上国で作られた製品や原料を、生産者の労働対価に見合った適正な価格で、継続的に取引することです。
フェアトレードに関する明確な基準を設け、それがしっかり守られていることを示すのが、「国際フェアトレード認証ラベル」です。
エシカル消費を心がける上でまず頭に浮かぶのが、環境を保全することや動物由来の原料を使用した製品を避けるということ、という方が多いのではないでしょうか。
それに加えて、製品を生み出している生産者の人々にも配慮することは、エシカルに取り組むためには不可欠です。
国際フェアトレード認証ラベルが付いている製品を選び、購入することにより、経済的に弱い立場にある生産者たちの労働環境や生活水準を保証することの支援に繋がります。
また、フェアトレードがどういった意味を持つのかを知らなくても、「フェアトレードコーヒー」という言葉を聞いたことがあるという方は多いのではないでしょうか?
国際フェアトレード認証の対象となっている商品の中でコーヒーはメジャーで、他にもチョコレート(カカオ)やスパイス、バナナなどが挙げられます。
7. GOTS認証
GOTS(Global Organic Textile Standard)とは、オーガニックの繊維製品を製造・加工するための国際基準のことです。
製品に、認証されたオーガニック繊維が95%以上使われていることを表す「Organic」と、製品に、認証されたオーガニック繊維が70%以上使われていることを表す「Made with Organic」の2種類のラベルが発行されます。
対象となる繊維製品は、意図や生地、衣料、ベッド用品など様々です。
ヴィーガンのライフスタイルやエシカルな暮らしの中で、安心して口にすることが出来るオーガニック食材を、積極的に購入しているという方は多いです。
しかし、肌に触れる衣料や寝具、タオルまで徹底してオーガニックのものを選んでいるという方は、比較的多くないのではないでしょうか?
今後の選択肢のひとつとして、GOTS認証を受けている製品を手に取ってみることも視野に入れてみましょう。
まとめ
今回は代表的なエシカルマークをご紹介しました。
日本では見かけることがあまりないようなエシカルマークが世界にたくさん存在しています。
今まで、マークを参考にしながら製品選びをしたことがなかったという方も、これを機に、エシカルマークがついているかどうか、確認したくなった!という気持ちを、少しでも感じていただけたならば幸いです。
今まで使っていたものを全て手離して、新たにエシカルな製品に買い替えるといった極端な変化は全く必要ありません。むしろエシカルではありません。
既存のものは長く使いながら、今後新しい商品を購入する際には、是非エシカルマークを参考にして、商品選びをしてみてはいかがでしょうか。