ヴィーガン生活は不妊治療にも効果的?生殖機能をアップさせるレシピも紹介
現代の食生活では難しい妊活でも、ヴィーガン食なら効果があるかも?その理由をリアルな現実とともに解説していきます。生殖機能にも役立ち、不妊治療中や妊婦の方が喜ぶ、栄養素とレシピもご紹介します。
どんな食生活なら良いのか?
ジャンクやファストフードに頼りがちな食生活は、なかなか手放せるものではありません。
手軽ですぐに食べることができ、味の濃さゆえに味覚が麻痺して、中毒気味になってはいませんか?
いくら「健康的な食生活を心がける」と思っても、身近にあるコンビニは誘惑の宝庫。
となれば、思い切ってヴィーガンな食生活をすると大きな変化が見られるはずです。
肉や魚、乳製品を食べない代わりに、野菜や豆類中心のヴィーガン食。
妊活中に避けたい”トランス脂肪酸”を食さないのが、最大のメリットです。
トランス脂肪酸は以下の二つに分けられます。
天然でできるも
- 牛肉
- 羊肉
- 牛乳
- バター
油脂の加工と精製でできるもの
- マーガリン
- ファットスプレット
- ショートニング
- それらを原料にしたパンやケーキなどの洋菓子
出典:農林水産省
ヴィーガン食は主にはこれらが含まれておらず(一部、マーガリンなどのトランス脂肪酸を含むものも存在しますので注意が必要です)、”生殖機能を下げることがない食事”ということと言えるでしょう。
ちなみに妊活中だった友人の話。
彼女はお肉や魚は食べれないけれど、お菓子が大好きでした。
夜ご飯は「ポテトチップス」という食生活を続けていましたが、妊活するにあたって改善することにしたそうです。
「肉類は無理だけど、お菓子を減らして野菜を食べるようにしたの」、という友人はまるで別人に見えました。
時間はかかりましたが、現在は二児の母になって慌ただしい毎日を送っています。
けれど以前よりも明るく楽しそうなのは、食生活を変えた結果だと思います。
妊活力アップの食材
まずはじめに、妊活力をアップさせる栄養素をご存知でしょうか。
生殖機能にも良いとされる、葉酸と亜鉛は必須栄養素です。
この二つを植物由来のヴィーガン食材と、動物性由来の食材で分けてみました。
目に見えて違いがはっきりします。
葉酸
- ヴィーガン
いちご、アボガド、枝豆、ほうれん草、ブロッコリー、海藻類(海苔、わかめ、昆布) - 動物性
レバー類(鶏、牛、豚)、フォアグラ
亜鉛
- ヴィーガン
玄米、ナッツ類(カシューナッツ、アーモンド)、海藻類(海苔、わかめ、昆布) - 動物性
牡蠣、豚レバー、牛赤身肉、卵
おわかりいただけますか?
違いは「ヘルシーな食材か、そうでない食材か」ということです。
生殖機能もアップしてくれるこれらの食材。
そんな優れた食材がヘルシーなら、積極的に取り入れやすくなりませんか?