アメリカで話題沸騰!ヴィーガン対応の植物性ポーク「インポッシブルソーセージ」とは?
2021年8月アメリカで発売が開始されたプラントベースミートのインポッシブルソーセージ。アメリカで話題沸騰中のインポッシブル商品について徹底解説いたします。
インポッシブルソーセージが食べられるお店(アメリカ)
アメリカで現在、インポッシブルソーセージが食べられるお店をご紹介します。
スターバックス
アメリカのスターバックスは、国内の店舗で2020年6月からインポッシブル・ソーセージ・ブレックファスト・サンドイッチを発売していますが、卵とチェダーチーズ使用のため、ヴィーガンメニューではなくベジタリアンメニューでした。
同年10月からはさらに、スターバックスの拠点シアトル郊外イサッカにて、プラント・パワード・ブレックファスト・サンドイッチという、ヴィーガン対応の植物由来の卵と植物由来のチーズが使用されたメニューの販売を開始しました。
リトルシーザーズ ピザ
アメリカ全土で展開するピザチェーン・リトルシーザーズは、トッピングとしてインポッシブルソーセージの追加を開始。
全米規模のピザチェーン店が、植物由来の代替肉を使ったメニューを発売するのは初めての試みと、話題となりました。
Jamba USA
Jamba(ジャンバ)は、アメリカ・カリフォルニア州エメリービルに本社があるスムージージュース専門店です。2020年に日本の1号店(JR東日本東京駅構内地下1F)をオープンしています。
アメリカのジャンバでは、フードメニューでインポッシブルソーセージ・発芽穀物パン・ホワイトチェダーチーズを発売しています。(日本は未発売)
このようにアメリカではいくつかのお店で既に提供が始まっています。
インポッシブルフーズの新ヴィーガンポーク
さらに、インポッシブルフーズのヴィーガンポークが、9月23日(木)にリリースされています。ニューヨークのモモフクサムバーでデビューし、その後10月4日から香港、2021年後半にシンガポールで販売予定です。
本物よりも美味しく、健康的とされるインポッシブルフーズのヴィーガンポークは大豆から作られ、タンパク質は従来の肉と同じ・飽和脂肪が59%少ない・コレステロールゼロ・カロリーは34%減となっています。
通常の豚肉生産よりも水は81%減、使用土地は66%削減、温室効果ガスは77%削減できるとされていおり、環境負荷も少ないものですね。
現在インポッシブルフーズの代替肉商品は、牛肉(バーガーやパテ)・ソーセージ・チキンナゲット・ポークとなっており、今後もさらなる展開が予想されます。
なお、インポッシブルソーセージは現在アメリカ全土のスーパーマーケット、クローガー・Trader Joe’s・Ralphs・King Soopers・Fred Meyer・Safeway・Albertsons・Wegmansなどで購入ができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか。インポッシブルソーセージ、ぜひ試してみたいと思われた方も多いのではないでしょうか。
日本でも広がりつつある代替肉市場。農林水産省は、将来的なタンパク質の供給の多様化をはかる「フードテック研究会」を立ち上げ、民間企業の食品加工メーカーやファストフード業界、大手コンビニチェーン店など続々と代替肉商品を開発・販売しています。
日本でもインポッシブルソーセージを手軽に購入できる日が待ち望まれますね。