【エシカル】洗剤不要の「洗濯マグちゃん」がすごい
話題の「洗濯マグちゃん」を詳しくご紹介。洗剤不要で本当に匂い・汚れは落ちるのか、価格や特徴、疑問点などを徹底解説し、実際に使用された方々の口コミもご紹介します。
目次
洗剤不要の「洗濯マグちゃん」の疑問を解決!
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「洗濯マグちゃん」がどのような洗濯補助用品なのか、お分かり頂けたと思います。
しかし、まだ疑問点はあると思いますので、さらに詳しく「洗濯マグちゃん」についてご紹介します。
適切な使用量は?
マグちゃんを効果的に使用するには、ご家庭の洗濯機の容量に合う「洗濯マグちゃん」の数を選ぶことが大切です。
以下を参考に、洗濯槽の大きさや、水量に応じて、最適な個数をお選びください。
※洗濯槽の大きさkg/水量L
- 1個・・・規定量の半量の合成洗剤と併用
- 2個・・・5㎏ / 35L
- 3個・・・7㎏ / 50L
- 4個・・・9㎏ / 65L
手洗いは可能なの?
手洗いの場合、1分ほど洗い桶などの中でマグちゃんを振り続け、効果的な水を作る必要があり、洗濯機と比較すると効果は落ちてしまいます。
そのため、非常時や洗濯機が使えない旅行の際にお試しするのが良さそうですね。
取り替えの目安は?
使用する度に少しづつ粒が小さくなるのため、使用回数約300回を目安としてください。
洗濯機で撹拌されたときに、粒同士がこすれ合う際の力も弱くなりますので、洗浄力は低下していきます。
また、メッシュの耐久性の観点から、約300回使用したマグちゃんは交換してください。
目安を守らないと、破けて中身が飛び出してしまうなんてことも…。
交換時期は以下の2つの方法で確認出来ます。
- マグちゃんの重さで確認
→ 約300回使用すると、約1割ほど軽くなるため、メッシュを含めて約50gになっていれば交換時期です。 - マグちゃんを使用している期間から確認
→ 毎日1回お洗濯をされる方は、約10か月で交換時期です。
洗濯用洗剤・洗濯用石鹸・柔軟剤・漂白剤は併用可能なの?
他の洗濯補助用品との併用は可能なのかも気になる点ですので、ご紹介します。
【洗濯用洗剤】
基本的に併用可能です。
「洗濯マグちゃん」にも洗浄力や消臭力があるため、洗剤の量は普段の半量でお洗濯が可能となります。
ただし、マグちゃんならではの消臭力や洗濯槽周りをキレイにする力は損なわれます。
また、「脂肪酸ナトリウム」「脂肪酸カリウム」の成分が含まれている場合、 石鹸カスができやすくなったり、ニオイの原因になる可能性があるため、使用をお控えるか、すすぎを2回にしてください。
【洗濯用石鹸】
洗濯用石鹸カスができやすくなったり、ニオイの原因になる可能性があるため、使用をお控えるか、すすぎを2回にしてください。
【柔軟剤】
併用可能ですから、使用量に沿ってご使用ください。
ただし、洗濯マグちゃんの特徴として、「柔軟剤不要のふんわり仕上げ」がありますので、使用しなくても良いかもしれません。
【漂白剤】
「酸素系漂白剤」は併用可能です。
「塩素系漂白剤」はメッシュ生地の傷みや色落ちの可能性があるため、使用をお控えください。
使用できない素材は?
「洗濯マグちゃん」の液性は、弱アルカリ性のため、ウールやシルク等、動物性の繊維へのご使用はお控えください。
そもそも、こういった動物性素材は皆さんは扱わないと思いますので、ヴィーガン向けですね!
色柄物は?
洗濯マグちゃんには特別色落ちを促すような作用はありませんが、 色落ちした色素が衣類に付きづらくなる「再付着防止剤」を使用していないため、くすんだような色に見えることがあります。
色落ちの恐れがある洗濯物は、他のものと分けて洗ってください。
(出典:マグちゃん公式ショップ「商品について」)
マグネシウムとは?
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「洗濯マグちゃん」についてお分かり頂けたところで、「洗濯マグちゃん」の成分となる、「マグネシウム」についてもご紹介します。
マグネシウムは、ほとんどすべての生合成・代謝反応に、必須のミネラルです。
また、カルシウムと密接に関与し、骨の健康を維持する働きもあります。
マグネシウムは全ての細胞や骨に広く分布するため、精製・加工していない食品に万遍なく存在しています。
通常の食事をしている健康な人では不足することはほとんどありません。
医薬品やサプリメントなどとして過剰に摂取した場合、下痢などの消化器症状が起こる可能性があります 。
このマグネシウムは、干しひじき・昆布・ピュアココア・インスタントコーヒー・カットわかめ・いりごま・焼きのり・アーモンド・国産大豆などに多く含まれています。
マグネシウムは300種類以上の酵素反応に、補酵素として働いています。
したがって、ほとんど全ての生合成反応や代謝反応に必要となります。
また、骨の弾性維持、神経伝達、体液の平行維持、ホルモン分泌とその活性発現、筋収縮など、多くの生命現象の場で機能しています 。
(出典:国立研究開発法人 医療基盤・健康・栄養研究所「マグネシウム解説」)
マグネシウムの働き
マグネシウムが関わる働きとして、以下のようなものが挙げられます。
- タンパク質の合成
- 神経伝達の制御
- 心機能の維持
- 神経伝達
- 筋収縮
- 血圧調節 など
マグネシウムが不足すると?
マグネシウムが不足すると摂取不足・吸収不良・排泄増大により起こります。
マグネシウム喪失性利尿薬の長期使用や生活習慣病、アルコール中毒の際に腎臓からの排泄が増加し、マグネシウム不足が見られますが、通常の食事をしている健康な人では不足することはあまりありません。
マグネシウムが不足すると、以下のような症状や病態が起こるといわれています。
- 低カルシウム血症
- 骨粗しょう症
- 心疾患
- 筋肉の痙攣(けいれん)
- 冠動脈のれん縮
- 神経・精神疾患
- 不整脈
- 食欲不振
- 下痢、便秘 など
(出典:一般社団法人オーソモレキュラー栄養医学研究所「マグネシウム」)
マグネシウムは、非常に身近な成分ですね!