ヴィーガン&グルテンフリーのもちグミ、ホールフーズで限定販売
アメリカに拠点を置くIssei(イッセイ)が、日本の伝統を取り入れたヴィーガン対応のグミ、「もちグミ」を開発し、ホールフーズで期間限定で販売を開始することを発表しました。
日本文化の伝統と現代のイノベーションを融合させて作られた、噛み応えのある食感と添加物不使用のやさしい味がクセになる、植物由来のもちグミ。
米粉を使った一口サイズの新しいグミは、日本で古くから愛されている「もち」にインスパイアされています。
自然由来のフレーバーはストロベリー、バニラ、マンゴーなど数種類が用意されています。
ゼラチンを使用せず、低糖質でグルテンフリー、大豆フリー、非遺伝子組み換えであることが特徴であるため、ヴィーガンの方やアレルギーをお持ちの方も安心して食べることができます。
「もちグミ」開発の背景
グミは世界中で子供から大人まで、幅広い世代に愛されるお菓子です。
しかし、世の中に出回っているほとんどのグミは、動物性ゼラチン、コーンシロップや人工着色料などが使用されています。
そこで、イッセイは日本の職人技と植物由来の原材料を使用して、グミの噛みごたえのある食感はそのままに、誰でも楽しめるスナックを開発しました。
そして、2022年9月にホールフーズマーケットと独占契約を結んだことで、今回全米192店舗で同ブランド最初の製品であるIssei Mochi Gummies(イッセイモチグミーズ)の発売に至りました。
Isseiのもちグミを開発したのは、同ブランドのCEOでもある京都出身のMika Shinoさん。
彼女は国連をはじめとする様々な職種や海外経験を経て、今はIsseiの創業者兼CEOとして現在はワシントンで暮らしています。
彼女は、ゼラチンや人工添加物を使わないグミがないことに不満を感じていました。
そこで、「自分の子供にも安心して食べさせたいと思うような、健康的で噛み応えのあるお菓子を作りたい」という彼女の思いから、日本をはじめとするアジアの国に馴染み深い「米粉」を使って人工添加物を使わずに作られたもちグミは、子供たち大好評だったのです。
今後の展望
Isseiのもちグミは、ホールフーズマーケットで限定販売されておりますが、近い将来、さらに多くのフレーバーでラインナップを拡大する予定です。
「私たちは、女性やマイノリティが経営するミッション志向のブランドで、日本古来の伝統にインスパイアされたヘルシーなお菓子の選択肢を広げていくことを目指しています」と語るCEOのShinoさん。
Isseiでは今後も引き続き、原材料にこだわったお菓子を開発し、ブランドと商品を育てていきたいと考えているそうです。
まとめ
本来、農耕が盛んに行われてきた日本では、野菜や米粉などの植物由来の食品が日常的に食べられてきました。
そのような日本の歴史や伝統を移住先の国で新たな形に発展させ、子どもや愛する人のために生み出された「もちグミ」。
今回ホールフーズでの販売を経て、新しいヴィーガン&グルテンフリーのお菓子ブランド、Isseiにより注目が集まっていくでしょう。
日本で発売されたら、ぜひ食べてみたいですね。
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