世界中で愛されるパスタや麺類は100%ヴィーガン?身近に潜む意外な注意点を解説
安心だと思って食べているパスタや麺類は、実はヴィーガンではないことも!チェックするポイントやおすすめヴィーガン商品をご紹介します。
もちろん、それらの多くはヴィーガンです。ところが、中には動物性の原料が含まれている場合も。
この記事では、ヴィーガンの食事をしたいときに気をつけたい、パスタや麺類の選び方についてご紹介します。
パスタ・麺類の種類
最初に、パスタや麺類にはどのような種類があるのかをチェックしていきましょう。
ロングパスタ
ロングパスタは、長さ25センチ程度の棒状のパスタを言います。主な原材料はデュラム小麦で、パッケージには、「デュラム小麦粉」や「デュラム小麦粉のセモリナ(粗い粉の意味)」などと書かれています。
デュラム小麦粉は弾力が強く、コシの強い食感が特徴です。
1. スパゲティ
スパゲティは、1.2ミリメートル以上の太さの棒状、または、2.5ミリメートル未満の太さの管状に成形したものを言います。
パスタの中では最も親しまれている種類ではないでしょうか。太タイプは濃厚なソース、細いタイプは軽いソースが合います。
2. バーミセリー・カッペリーニ
バーミセリーとカッペリーニは、直径1.0~1.2ミリメートルほどの太さで、スパゲティに比べてごく細いタイプのパスタです。
汁気の多い軽いソースとの相性が良いのが特徴です。
3. リングイネ
リングイネは、1×3ミリメートル程度の太さで、断面が楕円形になっているのが特徴です。
バジルソースやクリームソースなどの濃厚なソースで食べられることが多いパスタです。
4. フィットチーネ、タリアッテレ
フィットチーネは、パスタの幅が7.5ミリメートル程度、タリアテッレは5ミリメートルほどで、それぞれ平たい形をしています。
クリームソースによく合い、ソースがしっかり絡むのが特徴です。
ショートパスタ
ショートパスタは、ロングパスタに対して短いパスタを言います。
主原材料は、ロングパスタと同じデュラム小麦粉のセモリナです。
どのような種類があるのかを見ていきましょう。
5. マカロニ(太・細)
マカロニは、直径が2~5ミリメートルくらいの円筒状のパスタです。
濃厚なソースとの相性が良く、細いタイプはサラダやグラタンなどの料理に多く使われます。
6. ペンネ
ペンネとは、イタリア語で「ペン先」の意味があり、円筒状のパスタの両端をペン先のように斜めにカットしたパスタを言います。
その形状から、穴の中にソースが入りやすいのが特徴。
オイルソースやトマト・クリームソースなど、相性の良いソースが豊富です。
7. ファルファッレ
ファルファッレとは、イタリア語で「チョウ」という意味で、パスタの形をそのまま表しています。
厚みがある中心と、チョウの羽に当たる部分との食感の違いを楽しむことができます。
8. フジッリ(スピラーレ、カール)
らせん状にねじられているパスタは、フリッジ、もしくはスピラーレ、カールと呼ばれています。
表面積が大きいので、ドレッシングやマヨネーズに絡まりやすくサラダに合います。
9. コンキリエ(シェル)
コンキリエは貝の形をしたパスタで、シェルとも呼ばれています。
幅は10~20ミリメートルものが多く、表面に筋が入っています。
ソースと一緒に食べたり、サラダやスープに入れたりと、用途の広いパスタです。