健康に良いと話題の「ローヴィーガン」とは?メリットやデメリット、身体への影響を徹底解説
話題のローヴィーガンとは何なのか、なぜ健康によいのかを徹底解説。メリットやデメリット、気を付けるべき点、また正しくローヴィーガンライフを送るための秘訣も紹介します。
その中に、ローヴィーガンと呼ばれる人たちがいることをご存知でしょうか?
今回の記事では、ローヴィーガンの食生活をご紹介し、なぜ健康に良いとされているのかを解説します。
「ローヴィーガン」とは?
ヴィーガンは、植物性由来のものだけを食べる食生活・ライフスタイルのことです。
ローヴィーガン(Raw Vegan)とは、ヴィーガンと食べる「もの」は同じですが、「Raw」という文字のとおり、「生」で食べる食生活のことをいいます。ヴィーガンよりもさらに一歩進んだ、究極の菜食主義とも言えるでしょう。
「ローフード」とは
ローフードとは、文字通り生の食べもののことです。ローフードダイエットなどで使われる広い意味での「ローフード」には、お刺身や生卵なども含まれることがあります。
ローヴィーガンは、肉・魚・卵・乳製品・蜂蜜などをのぞいた植物性のものだけを未加熱で食べます。
しかしながら、ローヴィーガンでは生の野菜をバリバリ食べているだけではなく、低温で加熱調理をすることもあります。加熱をするときは、栄養素や酵素が壊れないように48℃以下で加熱調理します。これがローヴィーガンの定義です。
ローヴィーガンは何を食べているの?
ローヴィーガンの食生活では、生の野菜や果物、加熱していないナッツやシード、スプラウト(植物の新芽)、海藻などを食べます。
すべて生で食べるのですが、加工をしないというわけではありません。ジューサーやフードプロセッサーを使って食べやすく、また栄養が吸収されやすくしたり、野菜をヌードル状に細く切ったりなどもします。
ローヴィーガン向けに乳製品を使わないでナッツから作られる、チーズのような食感の「ナッツチーズ」もあり、生でありながらもさまざまな味や食感を楽しむことができます。
(出典:LIVING LIFE MARKETPLACE「キャロット&セロリのシーザー風サラダ」)
また、ローヴィーガンを取り入れたからといって、甘いものを我慢しなければいけないなんてこともありません。生カカオやデーツなどの自然な甘味を使った「ロースイーツ」もあります。
(出典:LIVING LIFE MARKETPLACE「ロー ・ヴィーガン・ラズベリーチョコレートスライス」)
このように、「植物性のものを加熱しないで食べる」といっても、さまざまなお料理を楽しむことができるのです。