日本で開発が進む、「ヴィーガン雲丹(ウニ)」について徹底解説
日本の新技術により100%プラントベースのヴィーガン雲丹(ウニ)が誕生しています。原料等について詳しく解説します。
ヴィーガン雲丹(ウニ)はどこで食べられる?
ソイウニは料理店などに販売されているという情報もありますが、どこで食べられるのかの詳細は分かりませんでした。そこで、地域や期間限定ではありますが、ソイウニを食べられ可能性のある2つの方法をご紹介します。
いずれも、ソイウニのメーカーである不二製油グループのブランド「UPGRADE Plant based kitchen」が提供しています。大豆を創意工夫しておいしく食べることをモットーにメニューを提案している、プラントベースのブランドです。
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期間限定ポップアップイベント
「大豆で世界が変わる」をコンセプトにした期間限定のポップアップイベント『UPGRADE in micro FOOD & IDEA MARKET』が2021年10月東京・有楽町にて1カ月にわたり行われました。大豆を使ったおいしくてヘルシーなデリをイートインで存分にいただけるのが魅力です。そのときのメニューの一部をご紹介しましょう。
【ランチデリメニュー】
・ソイウニ&ソイチーズのわらび醤油マリネ
・ソイチーズとドライイチジクのローストかぼちゃサラダ
・ソイミートと厚揚げのひじき煮
・ソイミートの西京味噌焼き 香味野菜
・ヤンニョムソイチキン
・ソイハンバーグ
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※ソイウニは、上のInstagram3枚目の写真の左です。
「ソイウニ&ソイチーズのわらび醤油マリネ」がランチデリメニューにありました。ソイウニはもちろんのこと、ソイチーズも入ってコクとうま味が味わえます。わらび醤油との相性も楽しめますね。
このイベントは2020年にも開催されて大好評だったとのこと。2022年の今年も開催されるかもしれません。気になる方はぜひInstagramで情報をチェックしてみてください。
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キッチンカー
キッチンカーが各地を回ってプラントベースのデリを提供しています。ただし、ソイウニはメニューにないようです。それ以外の大豆を使ったおいしいヴィーガン料理を食べたいという方はぜひお試しください。
それでも、出店する場所によってメニューが変わる場合もあるので、ソイウニが食べられる可能性もあります。お出かけの際は事前に確認してみましょう。こちらもInstagramで【キッチンカー出店情報】をチェックできます。
ヴィーガン・シーフードは今後広がっていくのか
健康志向の高まりや、環境、食料不足の問題から、大豆ミートのように肉をプラントベースの食材に置き換えるのは一般的になってきました。
一方で、ウニのような魚介類をプラントベースに応用することは、まだあまり知られていないかもしれません。
日本の漁業生産量の傾向を見ると、長年減少しているのが実情です。そのような中で、大豆が原料のヴィーガン・シーフードを活用できれば、水産資源の問題にも貢献できるでしょう。
今後、環境や食糧問題の解決の一つとしてヴィーガン・シーフードがどのような広がりを見せるのか注目したいところです。
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