【西欧編】航空各社のヴィーガン機内食(イギリス、ドイツ、フランス、オランダ、イタリア、スペイン、ギリシャ)
ヨーロッパの中でも旅行先として人気の高い、西欧諸国。各航空会社では、ヴィーガンに対応した特別機内食を提供しています。今回は7か国の航空会社をピックアップし、ヴィーガン機内食の内容を詳しくみていきましょう。
5. ITAエアウェイズ
ITAエアウェイズは、経営破綻したアリタリア航空を引き継ぐ形で、2020年に設立されました。
イタリアと世界を結ぶ航空会社として再起を図る中で、サステナブルな経営戦略も打ち出しています。
特別機内食の利用には、事前に電話連絡が必要です。
また、ベジタリアンミールは2種類あるので、ヴィーガンに対応している方を選びましょう。
ベジタリアンミール(ヴィーガン) | 肉類に魚介類、乳製品、卵を使用しない、野菜類のみのメニュー |
アジアンベジタリアンミール | スパイスでアジア風に味付けられた野菜類のみのメニュー |
【申込方法】
出発便の24時間前まで コールセンターに連絡(連絡先はこちら)
6. イベリア航空
イベリア航空は、マドリードを本拠地としているスペインの航空会社。
国内外に航路を広げ、日本では成田空港に就航しています。
ヴィーガンミールに関しては、「ヴィーガン」指定しないとラクト・オボ・ベジタリアンミールが提供される点に注意してください。
ラクト・オボ・ベジタリアンミールには卵・乳製品が含まれており、厳格なヴィーガンには対応していません。
ベジタリアン・ヴィーガンミール | 肉や平飼い鶏肉、魚、卵、ハチミツ、乳製品などの動物性食材、および乳製品・加工品を使用しないメニュー |
アジアベジタリアンミール | 肉や鶏肉、魚介類、卵を使わないメニュー。ただし、香辛料を含む |
【申込方法】
出発便の24時間前まで 予約確定後にウェブサイトからリクエスト
7. エーゲ航空
ギリシャの航空各社であるエーゲ航空は、ヨーロッパや中東の各都市に就航しています。
特別機内食のサービスでは、宗教や健康状態、食の嗜好に応じたメニューを提供。
ヴィーガンの方はもちろん、ローヴィーガンやフルータリアン向けの食事も準備されていますよ。
ベジタリアン・ヴィーガンミール | 肉や鶏肉、魚、卵、乳製品を含まない、植物性食材のみのメニュー |
ローベジタリアンミール | 生の野菜と果物がメインのメニュー |
フルーツプレート | 新鮮なフルーツやコンポート、デザートなど果物のみのメニュー |
【申込方法】
出発便の24時間前まで 航空券の予約時あるいは予約後にコールセンターに連絡(連絡先はこちら)
まとめ
ヴィーガンに理解の深いヨーロッパにおいて、航空各社の特別機内食サービスは充実しているといえます。
ヴィーガンの方が快適なフライトを過ごすなら、今回紹介した西欧の航空会社を利用してみてはいかがでしょうか。
また、ヨーロッパ以外の地域でも、ヴィーガン対応の機内食を選択できます。
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