皆さんは、ヴィーガンチョコレートをご存じでしょうか。
通常のチョコレートには、乳成分や白砂糖などが含まれている場合があり、ヴィーガン対応していないものがほとんどだと思います。しかし、ヴィーガンの皆さんも、チョコレートを食べたくなるときってありますよね。
そんな方のために、今回は、まずヴィーガンチョコレートについて説明し、おすすめのヴィーガンチョコレートを7つ紹介します。
バレンタインデーの時にも、是非参考にしてくださいね!
Contents
ヴィーガンチョコレートとは
チョコレートに関しては、カカオ自体は植物であり、もちろんヴィーガンなのですが、チョコレートに含まれる、甘みをつけるための砂糖であったり、なめらかさを出すための乳製品がヴィーガンではありません。
その点、ヴィーガンチョコレートは、基本的に乳製品・白砂糖・はちみつ等不使用で、ヴィーガンの方でも気軽に楽しむことができる商品をなっています。
また、中には、グルテンフリー、低GI値の商品もあり、低カロリー・低糖質となっているため、ダイエットに取り組んでいる方にもおすすめの商品もあります。
砂糖も乳製品も、チョコレートの風味を出すために欠かせず、それらが含まれるとなると、風味が心配になります。
しかし、牛乳の代わりにココナッツミルクなどの植物性ミルクを用いていたり、砂糖の代わりにアガベシロップを用いていたりと、しっかり補完されているため、心配はいりません。
これからご紹介する商品も、どれも風味豊かで美味しいものとなっています。
ヴィーガンチョコレート10選
1. Dardenne(ダーデン)

Dardenne(ダーデン)は、1897年創業、フランスの老舗製菓会社です。
ヴィーガン対応させるため、食材だけにこだわるのではなく、包装や輸送時なども環境に配慮されています。
また、カカオ豆は、フェアトレードのものを使用しており、ヴィーガンの方でも安心して、生活に取り入れることのできる商品を展開しています。
肝心のチョコレートは、砂糖を用いる代わりに、ブルーアガベシロップとココナッツシュガーを使用しています。
また、乳化剤・レシチン・パーム油等も使われていないため、素材にとことんこだわるヴィーガンの方でも、安心して口にすることができます。
カカオ含有量も、写真で示したように、100%, 85%, 70% など、幅広く展開されています。お好みに合わせて選ぶことができる点も、嬉しいポイントですね。
100%であれば素材の味をしっかり楽しむことができますし、70%程度であれば、通常のチョコレート同様、なめらかな口触りを楽しめます。
日本でも、Amazon や 楽天 などのショッピングサイトから、簡単に購入することができます。
2. foo CHOCOLATERS(フーチョコレーターズ)

foo CHOCOLATERS(フーチョコレーターズ)は、2018年、広島空港発のヴィーガンチョコレート専門店です。広島県・尾道にある「USHIO CHOCOLATL(ウシオチョコラトル)」の姉妹ブランドとして誕生しました。
広島空港発というのは、誤字ではなく、工場も店舗も、広島空港内にあります。
カカオ豆、カカオバター、有機砂糖、カシューナッツ等を用いてつくられているため、ヴィーガン対応であり、風味も豊かで美味しいチョコレートとなっています。

ラインナップとしては、誰にでも好まれる味わいのカシュ―ミルクチョコレート「PAN」、今までにない新しい味わいが楽しめるホワイトチョコレート「NEU」、香ばしさも楽しめるほうじ茶チョコレート「CHA」の3種類を展開されています。
写真は、その3種類が詰まったギフトボックスとなっている商品であり、ちょっとしたプレゼントにも最適なものとなっています。
広島空港の店舗で直接購入することができる他、foo CHOCOLATERS のオンラインストア もしくは、USHIO CHOCOLATL のオンラインストア のいずれから購入することができます。
3. CoCoChouChou(ココシュシユ)

CoCoChouChou(ココシュシュ)は、2017年創業・長野県発で、ヴィーガンお菓子の製造・販売をしています。自然の食材でつくられた、ヴィーガン対応、グルテンフリーな、体にやさしいスイーツを販売しています。
商品は、卵・乳製品・小麦を不使用で、さらに白砂糖を用いていないため、ヴィーガン完全対応となっています。
中でも、ヴィーガン生チョコレートは人気で、カカオバター、天然メープルシロップ、生カシューナッツを原料にした植物性ミルクを使用しており、とろけるようなコクが特徴です。(出典:CoCoChouChou 販売ページ)
このヴィーガン生チョコレートは、下記のフレーバーを選ぶことができます。
- プレーン
- アールグレイ
- ローズ&ラズベリー
- ジンジャー
- ドライいちじく&ナッツ
- 抹茶
- マンダリンオレンジ
上記フレーバーの3種セット(税込3,218円)、7種セット(税込7,139円)を購入することができます。プレゼントにも最適なので、興味があれば試してみてください!
4. Montserrat(モンセラート)
また、食べた直後に血糖値が上がりづらい低GIであることも特徴のひとつで、ヴィーガン・ベジタリアンだけでなく、ダイエットに取り組んでいる方にもおすすめの商品を、多く販売しています。
プラリネ、ガナッシュ、キャラメル&ロッシュなど、様々な種類のチョコレートが詰まった商品があります。ひと箱の内容量や、含まれるチョコレートの種類によって、バリエーション展開しています。
楽天市場では、「コフレ シエル(8個入)」(税込3,226円)と、「コフレ エクリュ(15個入)」(税込5,440円)を購入することが出来ますよ。
5. PANA ORGANIC(パナオーガニック)

PANA ORGANIC(パナオーガニック)は、2012年創業、オーストラリア・メルボルン発のオーガニックチョコレートブランドです。
グルテンフリー・白砂糖不使用のため、ヴィーガン・ベジタリアンでも安心して口にできる他、有機ココナッツミルクを使っているため、まろやかさ・なめらかさを失うことなく、植物由来を実現しているという特徴があります。

チョコバーの他にも、ギフトボックス仕様のものもあったり、バレンタインデーやハロウィーンなどのイベントの際には限定商品を販売していたり、幅広い商品展開をしています。
バレンタインデーにぴったりな「I LOVE YOU」のパッケージのチョコレートは、楽天市場でも購入することが出来ます!
6. Goodio(グーディオ)

Goodio(グーディオ)は、2015年創業、フィンランド・ヘルシンキ発のオーガニックチョコレートブランドです。天然のオーガニックカカオ豆を使っており、すべての商品がグルテンフリー・ヴィーガン対応となっています。(出典:Goodio – Our chocolate)
様々なフレーバーが用意されていることが特徴であり
- ミント
- ブルーベリー
- コーヒー
- チャイ
- ココナッツ
などがあり、これ以外にも数多くのフレーバーを展開しています。商品一覧はこちらから見ることができますので、是非チェックしてみてください!
7. iChoc(アイチョコ)

iChoc(アイチョコ)は、ドイツ発、創業120年にもなる老舗チョコレートブランドです。
米飴を原料に用いており、濃厚・ミルキーな味わいとなっています。
もちろん、ヴィーガン対応なだけでなく、その生産過程にもこだわっており、工場では太陽光などのクリーンエネルギーを用いたり、包装にはプラスチックではなく、紙資材を用いるなど、環境にも配慮されています。
また、フェアトレードのカカオ豆を原料に用いる等の取り組みを、積極的に行っています。(出典:オーガニック&ナチュラル通販ショップ ビオフロレスタ)

商品は、こちらの写真のように、板チョコタイプになっています。
こちらの写真のフレーバーは、左から
- アーモンドオレンジ
- チョコクッキー
- スーパーナッツ
であり、これ以外にも、ヌガーやホワイトバニラなど、多くのフレーバーがあります。アイチョコのチョコレートは、こちらのサイトから日本でも購入することができます。
8. HOTEL CHOCOLAT(ホテルショコラ)

HOTEL CHOCOLAT(ホテルショコラ)は、2004年創業、イギリス発のチョコレートブランドです。
2018年11月に、日本にも上陸しました。ヴィーガン専門店というわけではないのですが、2017年から、砂糖不使用のカカオと、オーガニックミルクを原料に使用した、ヴィーガン対応の商品を販売しています。
ホテルショコラの高カカオチョコレートは、粉っぽさがなく、口当たりがまろやかなのが特徴で、高カカオ好きに愛されています。

こちらの商品は、ヴィーガン対応チョコレートのギフトボックスです。ヴィーガン・健康志向の方向けのプレゼントに最適なものとなっています。
ホテルショコラが大切にしている価値観のひとつとして、「エシカル」があります。ホテルショコラの公式ホームページにも、以下のような記載があります。
”ホテルショコラは、カカオ農園で働く人々、お客様、次の世代の人達へ向けて、公正であることを重視しています。”
”お客様に対して、季節の商品をシーズンセールにかける様な販売はせず、いつでも安心してご購入いただける様にしています。そして、次世代の人達のために、無駄を極力減らす事に取り組んでいます。カカオ豆を活用して作られた商品の中には、カカオの殻(カカオシェル)とハーブを組み合わせたインフュージョンティーという商品があります。パッケージの潰れなど見栄えが悪いという理由だけで、通常品と変わらないチョコレートは、理由を明記した上で商品化しています。”
(引用元:Hotel Chocolat – Our stories)
このように、美味しさだけでなく、ヴィーガン・エシカルにとって大切な考え方を、追及しています。
チョコレート以外にも、カカオビューティーグッズなどを販売しており、こちらも人気です。
店舗は、東京・千葉・埼玉・大阪・愛媛にあります。店舗には行けないけど、気になるという方は、オンラインストアからも購入できますので、是非チェックしてみてください!
9. ROOSIKU(ローシク)
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ROOSIKU(ローシク)は、北欧・エストニアのチョコレート工房です。2015年に、もともと学校の校舎であった建物を、チョコレート工房へと転用し、現在も製造・販売しています。
この工房では、動物性原料を一度も使ったことがなく、厳格なヴィーガンの方でも食べられるチョコレートを製造しています。
また、使われる素材は42℃以下に管理されており、ローヴィーガンの方でも口にすることができます。高温加熱しないことにより、カカオ本来の香り・栄養素を破壊することなく、素材本来の味を楽しむことができるようになっています。
(出典:ヴィーガン&オーガニックのローチョコレート「ROOSIKU」 | びんちょうたんコム)
フレーバーは、カカオ本来の風味を深く楽しむことができる、プレーンタイプのものから、スパイス、ブルーベリーフレーバーのものがあります。
まだまだ、メディア露出も少なく、日本ではあまり知られていない、ローシクのチョコレートですが、口コミ等で人気が広がっています。
日本でも入手することが可能で、楽天市場や、Yahoo!ショッピングから、購入することができます。
10. FOOD JEWELRY(フードジュエリー)

FOOD JEWELRY(フードジュエリー)は、2016年創業、日本発、そして、日本初のブリスボール専門店です。
中でも人気なのが、このブリスボール。

オーストラリア発祥のお菓子で、ドライフルーツやナッツ、スーパーフードなどを混ぜ合わせて、丸く固めたものです。もともとはヨガをしていた方たちが、手作りしていたことが始まりで、それがブリスボールとして広まりました。
このブリスボールは
- No Sugar(砂糖なし)
- No Gluten(グルテンフリー)
- No Additives(添加物なし)
が特徴で、完全ヴィーガン対応。白砂糖が使われていないだけでなく、はちみつ等の甘味料すべてが使用されていません。
そのため、ヴィーガン・ベジタリアンの方だけでなく、ダイエット・健康志向の方にもおすすめのお菓子です。
(出典:ブリスボール®:Bliss Ball | FOOD JEWELRY)
大きさは、直径約3cmとなっており、ひとくちで食べやすいサイズ感です。パクパク食べてしまいますが、砂糖・添加物を使っていないこのお菓子であれば、ギルティフリーですね。
購入は、こちらのオンラインストアで、購入することができます。
まとめ
乳製品、砂糖が多く使われているチョコレートでも、最近はヴィーガン対応のものが多くなってきています。日本でも手軽に手に入れることができます。
なお、厳格なヴィーガンの方は、今回ご紹介したチョコレートの中には、直接原料として使用されていなくても、工場内で卵・乳製品を扱っているために、混入の可能性を示す表記がある場合もありますので、注意が必要です。
その点、ローシクのチョコレートは、工場内で動物性の素材を一切使用していないため、安心して口にすることができますね。
ヴィーガンの方や、ダイエット・健康志向の方への、プレゼントとしても最適ですので、ぜひ参考にしてみてください!
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