【東南アジア編】航空各社のヴィーガン機内食
空の旅の楽しみでもある機内食。今回は、日本や東南アジア諸国の航空会社のヴィーガン機内食について、詳しく解説します。
3. 大韓航空
大韓航空は、50年以上の歴史を持つ韓国の航空会社です。
特別機内食の種類が充実しており、使用する食材にも細かく気を配っています。
新鮮なフルーツを盛り合わせたフルーツプラッターミールなら、ヴィーガンの方だけでなく、フルータリアンも満足できますよ。
フルータリアンについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
ベジタリアンヴィーガンミール | 肉類、鶏肉、魚類、動物性脂肪、ゼラチン、卵、乳製品は不使用 |
ベジタリアンオリエンタルミール | 玉ねぎ、にんにく、生姜などの根菜で作る東アジア料理。
肉、鶏肉、魚、卵、乳製品は不使用 |
ローベジタリアンミール | 生の野菜とフルーツがメイン。
カフェイン、保存料、添加物の入った飲料、加工度の高い食品は不使用 |
フルーツプラッターミール | 新鮮なフルーツのみのメニュー |
【申込方法】
出発便の24時間前まで ウェブサイトからの申込、またはサービスセンターに連絡
4. シンガポール航空
シンガポール航空は、サービスの質や安全性を高く評価されています。
日本の空港にも就航しているため、日本人の利用客も多いようです。
宗教・健康状態など乗客の事情に合わせて、特別機内食のリクエストに柔軟に対応しています。
ただし、出発する都市によって申込の締め切り時間が異なる点に注意してください。
ベジタリアン・ヴィーガンミール(VGML) | 肉や魚介類、卵、乳製品を含まず、洋風に調理されたメニュー |
ベジタリアンオリエンタルミール(VOML) | 肉や、魚介類、卵、乳製品を使用しない、中華風メニュー |
フルーツプラッターミール(FPML) | 新鮮なフルーツで構成されたメニュー |
【申込方法】
ウェブサイトからの申込
羽田・成田空港利用の場合 出発便の32時間前まで
福岡空港利用の場合 出発便の48時間前まで
5. マレーシア航空
マレーシア航空の機内食は、すべてイスラム教の戒律で許可された「ハラルミール」となっています。
さらに、各宗教や健康上の理由に応じて、多彩な特別機内食を選択できるところが大きな魅力です。
ヴィーガンの方が東南アジアを訪れる際は、安心して利用できる航空会社といえるでしょう。
ベジタリアンヴィーガンミール(VGML) | 肉や魚介類、鶏肉、卵、乳製品など動物由来の食材は不使用 |
ベジタリアンオリエンタルミール(VOML) | 動物性食材を避け、野菜や穀物、米、果物を使用 |
ベジタリアンローミール(RVML) | 新鮮な果物、生野菜のみを使用。
肉・鶏肉や魚介類、卵などの動物性食材に加えて、カフェイン入り飲料、加工食品、添加物、保存料は不使用 |
フルーツプラッターミール | 新鮮な果物や果物のコンポート、デザートなど |
【申込方法】
出発便の24時間前まで 電話、予約・発券カウンターでの申込、またはオンラインでのフライト予約時に選択
まとめ
日本をはじめとして、アジアにはヴィーガン対応のサービスを実施している航空会社が数多くあります。
ヴィーガンの方でも機内食を安心して食べられる環境が整っていれば、気軽に海外へ出かけられますよね。
世界中の人々が利用する飛行機だからこそ、食の多様化に応える姿勢が求められているといえます。
また、空港内でも食事をとりたいというヴィーガンの方は、こちらの記事もご一読ください。