最近話題のWellness(ウェルネス)とは?海外トレンドを交えて詳細を徹底解説
心身共に健康な状態の「ウェルネス」が求められている昨今。でも具体的にはどんなことなのでしょうか?国内外の取り組みやサービスを合わせて解説していきます。
日本と世界のウェルネスの取り組み
まずは日本の取り組みについてご紹介していきます。
SMART LIFE PROJECT(スマートプロジェクト)
「健康寿命をのばそう」をスローガンにかかげ、厚生労働省が運営しています。
全国の6,649(2021.10.31現在)にものぼる企業・団体メンバーが所属。
運動や食事、病気についてなど、わかりやすく解説、紹介しています。
具体的には以下のような取り組みを行っています。
- 「毎日+10分の身体活動」という近畿大学准教授と考えたプログラムを紹介
- 「親子で取り組む食事の自由研究」とした栄養バランスについて、NHKの「おかあさんといっしょ」の番組でお馴染みの「よしお兄さん」と学べます
- 「世界禁煙デー」や「減塩の日」を紹介
引用:スマートプロジェクト
これらは動画などの配信もしています。
著名人が解説をしてくれることもあるので、親しみやすい内容なのが特徴的です。
米国のウェルネスプログラム
米国では健康的な個人を対象とした健康維持、増進および疾病予防を目的としたプログラムが実施されています。
現在、多くの企業・団体がウェルネスプログラムを含めた従業員の健康に対する投資は、ヘルスケア関連コストの抑制および従業員の生産向上のために効果的と考えており、調査によると77%の大手企業・団体が導入しています。
また、COVID-19のパンデミックによって変化した従業員の働き方と、健康への影響も注目されています。
従業員の在宅ワークを実地したのは2020年3月だと31%。
しかし、2020年12月には58%と増加傾向にありました。
そんなか、2020年上半期の調査では最大で35%の人がうつ病の症状を頻繁に経験し、41%が燃え尽き症候群を報告し、45%が「仕事から感情的に消耗した」と回答しています。
引用:株式会社日本総合研究所
具体的に米国企業では、デジタルヘルスソリューションのアプリを活用しているところが多くあります。従業員個人の健康状態に合わせて、リアルタイムで解決策を提供しています。
主に以下の2つのアプリが使用されています。
- Headspace(ヘッドスペース)
瞑想や日々のメンタルケアサービスを提供。190カ国以上で使用され、6,000以上のユーザーがいます。AppleやAmazonなどの大手起業とも提携。 - Calm(カーム)
睡眠、瞑想、リラクゼーションなどのヘルス・ウェルネスアプリ。同じく190カ国で使用され、7ヶ国語で視聴可能。歌手のハリー・スタイルズやディズニーなども手掛けています。
国内外で実際に受けられるサービス
はじめに、国内のサービスからご紹介していきます。
ウェルネスではよくヨガやスパなどが紹介されていますが、「アマン・スパ東京」では充実したウェルネスを体験できます。
「アマン東京ウェルネスプラン」は対人的にライフスタイルにアプローチした一日をアマン・スパで過ごすことが可能です。
以下の3つのカテゴリーから選べるプランが用意されています。
- フィットネス&トレーニング
- マインドフルネス&ストレス管理
- デトックス&浄化
そのほかにもプログラムには以下の内容が含まれています。
- 60分のウェルネスコンサルテーション(別途料金にて)
- インボディ測定
- 60分のプライベートレッスン(アマン・ピラティス、ヨガ、キックボクシング、ファンクショナルトレーニング、パーソナルトレーニングから一つ選択)
- 90分のスパトリートメント
- スチームサウナ、温浴施設、プールのご利用
- フィットネス施設のご利用
- イタリアンレストラン「アルヴァ」シェフズカウンターでのヘルシーなランチ
出典:アマン・スパ東京
大手町の高層ビルに店舗をかまえているので、見晴らしが最高です。
店内は和モダンで落ち着いた雰囲気がより一層リラックスさせてくれます。
これだけの内容がひとつの場所で体験できるので、人気スポットとなるのは当然と言えるでしょう。
アマン・スパ東京詳細情報
〒100-0004
東京都千代田区大手町1-5-6
大手町タワー
TEL:03-5224-3355
続いて国内外を見ていきましょう。
VOGUE JAPANでは、ニューヨーカーのマインドフルなウェルネス体験をYouTubeで紹介していました。
紹介者は、お笑い以外にも歌やファッションのトレンドを配信している渡辺直美さん。
渡辺さんは実際にニューヨークに住んでわかったことは、ニューヨーカーは体に気をつけているそうです。
そんな渡辺さんが訪れたのはサウンドとダンスのヒーリングを体験できる、ウェルネスなセッション。
1度の参加者は100人になることもあり、参加者のほとんどが「よく眠れないから」という人が大多数でした。
ウェルネスのなかで睡眠はかかせません。
このセッションはまず、サウンドヒーリングにからはじまります。
シンギングボールを使用して幻想的な音楽を奏で、まずはリラックス。
20分ほどそれをくり返していくと、気持ちが和らぎ眠くなる人がほとんどでした。
更に、オリジナルダンスで自分を解放します。
ダンスの振りはあるものの、好きに踊っていいことになっていました。
参加者同士で輪になって踊ったり、ペアになって踊るのもとても楽しそうでした。
海外ではこう言ったサービスを提供している起業から個人クラスまで、数多くあります。