牛乳などの乳製品を控えることで健康に?その理由と代替品をご紹介
乳製品を摂らない生活は、どんなメリットがあるの?食生活に代替ミルクを取り入れるメリットを徹底解説。牛乳の代わりに使える植物性ミルクを一挙ご紹介します。
乳製品を避けると体に起こる嬉しい効果
乳製品を避けることで、お腹の調子に影響が出づらくなる以外には、どういったメリットがあるのでしょうか。
お腹の調子がコントロールしやすくなる以外にも、いくつか嬉しい効果があります。
肌が綺麗になる
乳製品を摂ると、消化のために体に負担がかかります。先ほど紹介した乳糖や、牛乳の主成分であるカゼインを消化するのに、体は多くのエネルギーを使うのです。
ヴィーガンの食生活をお手本に乳製品を避けることで、胃や腸への負担が少なくなります。その結果、腸内環境が整い、お通じが良くなることで肌が綺麗になると言われています。
肥満防止
牛乳に含まれている乳糖は、文字通り糖質の一種です。私たちの普段の生活では、思っている以上に糖質を摂ってしまっていることもあります。
また、乳製品にも脂質が含まれているものがありますので、糖質と脂質を避けることで、肥満防止へとつながるとされています。
飽和脂肪酸量を抑えることで血液系の疾患予防になる
「飽和脂肪酸」とは、肉の脂身やバターといった動物食品に含まれる脂肪酸のことです。
この飽和脂肪酸が多くなると、悪玉コレステロールの上昇が起こり、血液の流れを妨げます。その結果、動脈硬化を起こし、血液系の疾患が起きてしまいます。
飽和脂肪酸は、チーズなどの乳製品に含まれているので、摂取量には注意が必要です。
ヴィーガンの方は、植物性の食品を摂ります。
植物性の食事では「不飽和脂肪酸」という、体にとってよい脂質を摂ることができるので、血液系の疾患にかかりづらくなるのでは?という期待がされています。
栄養素はきちんと摂れる?
乳製品を避けることで、体に嬉しい効果が得られる一方で、カルシウム不足になるのではないかと不安になりますよね。
「カルシウム=牛乳(乳製品)」という認識が広く浸透しているため、牛乳をはじめとする乳製品を摂らないと、栄養摂取が心配になる方も多いはずです。
しかし、乳製品を摂らないからといってカルシウム不足になることは、ほとんどありません。
カルシウムは牛乳以外の食品にも含まれているので、他の食品で代用してもまったく問題はないのです。
カルシウムが豊富に含まれている植物性食品については、こちらを参考にしてください。
代替ミルクとは?
代替ミルクとは、牛乳の代用品のことで、主には植物から採れた飲料のことを言います。
代替ミルクの作り方のほとんどは、植物を水に浸してすりつぶし、中に含まれる栄養素を絞り摂ったものです。
ヴィーガンが、牛乳やヤギ乳はじめとする動物の乳を飲まないのは、動物から搾取をしないという考えだからです。
代替ミルクは牛乳の代わりに、料理やお菓子に使えるものも増えてきています。お好みに合った代替ミルクを探してみるのも面白いかもしれません。
では、代替ミルクとは、具体的にどういったものがあるのでしょうか。
気になっている方は、以下でご紹介していますので、お好みの代替ミルクを見つけるヒントにしてみてください。