牛乳などの乳製品を控えることで健康に?その理由と代替品をご紹介
乳製品を摂らない生活は、どんなメリットがあるの?食生活に代替ミルクを取り入れるメリットを徹底解説。牛乳の代わりに使える植物性ミルクを一挙ご紹介します。
目次
代替ミルクの種類と特徴
代替ミルクは別名、「オルタナティブミルク」とも呼ばれます。メジャーなものから、近年注目が集まってきたものまで、ご紹介していきます。
豆乳
牛乳以外でミルクというと、豆乳をイメージする方も多いかと思います。
豆乳の原料である大豆は、「畑の肉」と言われるほど大豆タンパク質が豊富に含まれています。
ほかにも、豆乳には女性ホルモンに似ているイソフラボンも含まれているので、女性にとっては特に嬉しい代替ミルクといえます。
よく牛乳の代替として使われているのを見かけますよね。
栄養素の高さだけでなく、料理やお菓子にも使える汎用性や、スーパーやコンビニなどで手軽に買える点も魅力です。
風味が特徴的なので、苦手という方もいますが、代替ミルクは豆乳だけではないのでご安心ください。
ライスミルク
お米(玄米や白米など)を砕いて粉状にし、水に浸して濾過したものをライスミルクといいます。
牛乳や豆乳に比べるとタンパク質は多くありませんが、コレステロールや乳糖は一切含まれていません。
作り方もシンプルなので、自宅でも手軽につくれます。
大豆アレルギーで、豆乳が飲めない方にもおすすめの、代替ミルクです。
ココナッツミルク
ココナッツミルクはタイ、マレーシア、スリランカといった東南アジアでよく使われているイメージがありますよね。ココナッツミルクは、豆乳と並んで、日本でも広く知られた代替ミルクです。
ココナッツの内部から採れた固形胚乳に水を加えて煮込み、濾したものがココナッツミルクとなります。
カリウム、鉄、マグネシウムといったミネラルが豊富ですが、コレステロールは含まれていません。
料理やお菓子に使えるので、ヴィーガンスイーツにも多く使われているのが、ココナッツミルクです。少々クセのある香りなので、中には苦手な方もいるようです。
オーツミルク
オーツ麦という穀物から作られるのが、オーツミルクです。
オーツ麦を水に浸して濾したものがオーツミルクとなります。
食物繊維、体に良い脂肪分である不飽和脂肪酸、タンパク質、カルシウムが豊富に含まれています。
クセのない香りと甘味なので、豆乳と並んで非常に汎用性が高い代替ミルクとして注目が集まっています。
ヘンプミルク
豆乳やココナッツミルクに比べて、聞きなれない名前ですが、こちらも代替ミルクのひとつです。
ヘンプミルクは、麻の実を砕き水と混ぜて作られます。
必須アミノ酸9種が全て含まれているため、「奇跡の飲み物」とも呼ばれています。
必須アミノ酸以外にも、鉄分や亜鉛、マグネシウムが多く含まれ、貧血に悩んでいる方の強い味方として欧米では人気が高い代替ミルクです。
ヘーゼルナッツミルク
チョコレートの中に入っているイメージが強いと思いますが、ヘーゼルナッツからも代替ミルクが作られています。
コクと自然な甘味があり、食物繊維、ビタミンB12、ビタミンE、オレイン酸などが含まれています。
ヘーゼルナッツミルクのように、ナッツからつくられたミルクは、ナッツミルクと呼ばれます。
他の代替ミルクと同じように、ナッツを砕き、水と混ぜて濾したものがナッツミルクです。
ナッツにも色々な種類があるので、お好みのものを選んで試してみるのもいいかもしれません。ナッツミルクの作り方は、ナッツをすり潰して水と混ぜてから濾す、という作り方です。
ピーナッツミルク
ピーナッツミルクは、台湾ではメジャーなようですが、日本ではまだあまり知られていないようです。
栄養素も植物性タンパク質、ビタミンE、ビタミンB、ミネラル、食物繊維と他のナッツに負けないほど豊富に含まれています。
アーモンドミルク
アーモンドミルクは近年、日本でもメジャーになってきました。
スーパーやコンビニ、ネット通販でも買える手軽な代替ミルクです。
また栄養素もビタミンE、食物繊維、オレイン酸、カルシウム、マグネシウムなどが豊富に含まれています。
クルミミルク
まだまだ日本ではあまり知られていない、クルミミルク(ウォールナッツミルクとも言います)も、他のナッツミルクに負けないぐらい、たくさんの栄養素を含んでいます。
オメガ脂肪酸、オレイン酸、植物性タンパク質、マグネシウム、カルシウム、リンなどが多く含まれています。
実際の代替ミルク商品に関しては、こちら記事も是非ご覧ください
また、ハッピーキヌアセレクトショップでも植物性ミルクの販売を行っております。ぜひ、こちらからご覧ください。
まとめ
牛乳をはじめとする乳製品を摂らなくても、カルシウムなどの栄養素を摂ることができることが分かりました。また、乳製品を避けることで体の調子をコントロールしやすくなるというメリットもあるのが嬉しいですよね。
代替ミルクには、それぞれ含まれている栄養素の違いや、味や風味などの特徴があります。ご自分の好みや、シーンによって使い分けられるようになれば、より健康的な生活を目指すことも可能です。
乳製品による体の影響に、心あたりがある方は、代替ミルク生活にシフトチェンジしてみてはいかがでしょうか。