アメリカでフィットネスが流行っている理由とは?現地から詳細を解説
アメリカでは15歳以上の人口のうち約40%が肥満と言われているほど肥満大国。そんなアメリカでフィットネスが流行っているのをご存知でしょうか?今回はアメリカのフィットネス事情を解説します。
パンデミックによる影響
今回のパンデミックで肥満者は、普通の体重者に比べ重症化しやすく死亡率も高いということが明白になり、ダイエットを始める方たちが増え始めました。
肥満者のみならず、パンデミックにより家で過ごす時間が多くなり、高いお金をかけてジムに行かなくてもアプリや動画で家で簡単にエクササイズができるようになり、健康的な体を目指す人たちが増えてきています。
スマホやFitbitなどを使って自分の健康状態や食べるものを常に管理できるので、手軽にダイエットしやすい環境となってきています。
Body Positive
今までは痩せているのが美しいという考えが主流だったため、行き過ぎのダイエットで健康を害してしまう人たちがたくさんいました。
肥満も同様に、太っていることを馬鹿にされ、ダイエットをしても長続きせずに自分に自信が持てなくなる人たちも後を絶たちません。
そのような中から新しいムーブメントが生まれました。それがボディポジティブ。ありのままの自分を受け入れ、周りの目を気にせずに自分の人生を楽しもうというポジティブな考えです。
日本でも今や世界で活躍している、渡辺直美がボディポジティブ代表的な存在です。
流行りのフィットネスとは?
今アメリカで流行っているフィトネスは、今までのフィットネス/ダイエットとは違い、無理せず自分の出来る範囲で少しずつやっていこうというもの。
無理なダイエットにより健康を害したり、リバウンドを繰り返すことにより精神的なダメージを負うよりも、まずはありのままの自分を受け入れ、自分でできる範囲内で無理なく出来るフィットネスを探そうというものです。
さらに、私たちの周りには新しいテクノロジー商品がたくさんあります。
スマホやApple Watchなどの装着できるディバイスを利用して、エクササイズ時間を充実させるだけではなく、睡眠の質を向上したり、心拍数や血圧管理もでき健康管理がしやすくなりました。
新しいテクノロジーにより、自分にあったフィットネスを見つけやすくなり、アメリカでフィットネスが流行っている、要因の一つと言えるでしょう。
まとめ
肥満大国アメリカといっても、住んでいる地域そして社会経済的地位により肥満格差があります。
今回のパンデミックの影響によりジムを利用する人が減り、たくさんのジムが閉鎖に追い込まれました。そのため、アプリやフィットネス動画などで簡単に自宅で運動ができるようになり、しかも無料ということで、たくさんの人たちが自宅でエクササイズをするように。
ボディポジティブの考えが広まり、ありのままの自分を受け入れながら食生活を変えたり無理なく自分のペースに合わせた運動をし、健康的に痩せる努力をしている人たちが増えてきています。
過度なダイエットや肥満は体によくありませんが、自分が美しいと思い好きになれるように努力をしている肥満大国のアメリカ人たちを紹介しました。
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