ヴィーガンは持ち歩きたい!ペットボトルの代替におすすめなマイボトル7選
環境に配慮したブランド、ヴィーガンにおすすめのマイボトル7選をご紹介!ペットボトルを減らし、マイボトルを持ち歩くことの重要性やメリットについても解説します。海洋・マイクロプラスチック問題解決に向けて、あなたにもできるエシカルな選択を。
ペットボトルゴミを減らしたいと取り組んでいる方から、純粋に外出先で飲み物を購入するのがもったいないからという理由で取り組んでいる方まで、様々な方がいらっしゃると思います。
なぜペットボトルを減らしていく必要があるのでしょうか。
今回は、ペットボトルを使用すると周囲にどんな影響を及ぼすのかを解説し、環境に配慮したブランドのおすすめマイボトルを7選ご紹介します。
ペットボトル使用はどんな影響を及ぼすの?
ペットボトルの消費量
便利な世の中になり、ペットボトルは普段の生活でよく見かけるようになりました。
では、そのペットボトルが1年でどのくらい使用されているか、ご存知でしょうか。
PETボトルリサイクル推進協議会の統計によると、2019年の清涼飲料用のペットボトルの出荷本数は、236億本になるそうです。
この出荷本数が全部消費されたと推定して、日本人の人口、約1億2600万人(2019年時点)で割ると、1年間に一人あたり187本のペットボトルを消費していることになります。
(出典:PETボトルリサイクル推進協議会)
これは、すごい数ですね。
確かに、「自分は使わないように意識している」という方でも、周りの人が使っていたり、自動販売機で目撃したり、はたまた、道端に捨てられているところを見たり…、など、ペットボトルを見ない日はないくらい、日常生活の中に溢れていますよね。
しかも、前述した数字は、日本国内だけの話。
世界的にみれば、さらにおびただしい数のペットボトルが使用されていることになります。
それだけ大量に使われているのであれば、気になってくるのはゴミの問題。
数年前から問題になっており、今や有名な話ではありますが、ペットボトルによる海洋汚染の問題がありますよね。
その話について、少し触れたいと思います。
ペットボトルによる海洋汚染の問題
では、そのペットボトルが、なぜ海洋汚染の問題に関わっているのでしょうか。
日常生活の中で、海とはそんなに関わりがある人は少ないのでは?海へ遊びに行く一部の人たちが捨ててしまっているのでは?と思う方もいらっしゃると思います。
実は、海から遠く離れた街からでも、ペットボトルによる海洋汚染問題にかかわってしまう可能性があります。
環境省の「海のプラスチックごみを減らしきれいな海と生き物を守る!~「プラスチック・スマート」キャンペーン~」によると、屋外に放置されたペットボトルなどのプラスチックごみが、雨や風などで川に流され、海へ運ばれていくことがあるそうです。
そして、海へとたどり着いたプラスチックごみをクジラやウミガメなどが、間違って食べたり、絡まったりして死んでしまったりと、海にいる生物に悪影響を与えています。
空になったペットボトルは、思っているよりも風でよく飛びます。また、大雨で水が溜まれば浮き、容易に流れて行ってしまいます。
ポイ捨てはともかく、屋外に設置されたゴミ箱にちゃんと捨てていても、大雨で洪水になり、流れて行ってしまうこともあります。
数km移動してしまうことは、比較的簡単に生じるわけですね。
海に直接捨てていなくても、ゴミ箱にちゃんと捨てていても、ペットボトルを使うこと自体が海洋汚染問題と関わってしまう可能性があるわけです。
環境への悪影響や、2050年には海のプラスチックごみは、魚の量を上回ると予測されているほど、深刻化しています。
マイボトルを持ち歩くことのメリット
では、マイボトルを持ち歩くことのメリットは、具体的には何があるでしょうか。
- ペットボトルの消費を減らし、プラスチックごみによる海洋汚染の問題への対策となる
- 自身の節約・エコになる
- エシカルな行動が、社会貢献をしているという意識向上に繋がる。
など・・・
(※エシカル=「倫理的な」という意味。ここでは特に、人間が環境や社会に配慮を行うこと。)
ヴィーガンは、動物や地球環境のためになる人も多いので、ペットボトルが海洋生物の生命を脅かしたり、生態系へ悪影響を与えることは、とても悲しいことです。
マイボトルを持つことは、ペットボトルを使わないことに直結。ゴミを減らすことに大幅に貢献できます。
私たちにも簡単にできるエシカルな行動だと言えます。
そこで、今回は「ヴィーガンは持ち歩きたい!ペットボトルの代替におすすめなマイボトル7選」をご紹介したいと思います。