ヴィーガンフライドチキンの革命!Atlas Monroe(アトラスモンロー)とは?
ヴィーガンフライドチキンメーカーAtlas Monroeオーナーが、アメリカ版マネーの虎で100万ドルの支援を断った後に、世界最大のヴィーガンフライドチキンメーカーに!Atlas Monroeヴィーガンチキンを紹介します。
ケータリングビジネスを始める前にすでに有名に
2017年、シカゴでヴィーガンフードフェスティバルの開催にあたり、ヴィーガンデールシカゴの主催者は、アトラスモンローのウェブサイトを発見し、デボラにフェスティバルに出店するように連絡。
主催者がアトラスモンローの料理の写真をSNSに投稿し、それを見た人たちでフェスティバルの日には、彼女のフライドチキンを待つ人々で長蛇の列ができたそうです。
その後、ニューヨークで開催された、ヴィーガンフードフェスティバルに出典した際は3時間待ちになるほど。ケータリングビジネスを始める前に、アトラスモンローは、SNSのおかげで人気有名フライドチキンメーカーになりました。
アトラスモンローリアリティ番組に出演
デボラはその後、2019年にアメリカ版マネーの虎Shark Tank(シャークタンク)に出演しました。
デボラのフライドチキンに感銘を受けた投資家たちは、彼女の会社に100万ドルを提供を決定。しかしデボラは断ります。
この取引は大金を手にする代わりに、アトラスモンローの100%の株式を失うことを意味していました。
デボラは、自分の会社のコントロールを失うことは、自分のブランドを失うことを意味するのではないかと考え、またそれを実際に目にしていたためです。
他の植物性ベース会社の女性経営者が、シャークタンクの投資家に乗っ取られるのを見ており、デボラは彼女の会社は彼女がコントロールするために、援助を受け入れないという決定をしたのです。
フライドチキンだけではない
シャークタンクに出演した後、アトラスモンローの知名度は上がり、2020年には、100万ドル以上を稼ぐまでに急成長しました。
デボラ曰く、日に日に、多くの非ヴィーガンの人たちが注文しているとのこと。
しかし、サクサクした衣に仕上がったヴィーガンチキンは、アトラスモンロー社が作るすべてではありません。
他にも植物ベースのラザニア、ベーコン、リブミートなどもあり、オンラインで注文ができ、カリフォルニア、テキサス、フロリダ、オハイオ、サウスカロライナ、バージニアの州にあるレストランでも購入ができます。
2021年、同社は200万ドルの売り上げを上げ、需要は高まる一方。
高まる需要のため、サンディエゴに大規模のファクトリーを開設し、同社は週に1,000個のヴィーガンフライドチキンの製造から、20,000個以上の生産にまで拡大することができました。
植物ベースの食品がすべてのコミュニティーに
デボラの父親が糖尿病になり、食生活を変えたデボラファミリー。
しかしアメリカではヴィーガンになるためには、ある程度のお金が必要です。理由はヴィーガン製品は他の食品よりも割高だからです。
そして、黒人やスパニッシュ系の人たちが住むコミュニティーには、新鮮な野菜やヴィーガン食品はあまり手に入りにくく、しかも、糖尿病をはじめとする食生活で改善できる生活習慣病が多いのが現状です。
そのため、ヴィーガン格差をなくすように、デボラはすべてのコミュニティーでヴィーガン食品が手軽に買えるようになることを、新たな目的として掲げています。
まとめ
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父が糖尿病と診断され、食生活を変えたことがきっかけとなり生まれたアトラスモンロー。
シャークタンクの支援を受けることにより、自分の考えで経営できなくなることを恐れ、支援を辞退しながらも世界最大規模のヴィーガンフライドチキンメーカーとなりました。
デボラの作るヴィーガンフライドチキンはアメリカのフライドチキンフェスティバルで入賞したこともあり、本物のフライドチキンよりも美味しいとお墨付きです。
日本でもアトラスモンロー社のヴィーガンフライドチキンが、販売される日が来ることを願いたいですね。
Atlas Monroe公式サイトはこちら
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