「ブルーウォッシュ」とは?気をつけるべき点を徹底解説
企業が社会的責任を果たしているように見せかける「ブルーウォッシュ」。具体的な事例や私たち消費者が騙されないためにはどうすればいいか解説していきます。
ブルーウォッシュに騙されないために気をつけるべきポイント
では、私たち消費者がブルーウォッシュに騙されないためにはどうすれば良いのでしょうか。
当たり前のことかもしれませんが、企業のサービス・商品の広告や対外アピールには基本良いことしか書かれていません。
だからこそ、ブルーウォッシュに惑わされないためには客観的な視点を持ち、情報を鵜呑みにせず自分自身で調べて判断することが大切です。
以下、ブルーウォッシュを見分けるために気を付けるべき点をいくつかピックアップしました。
- 主張を裏付ける証拠や根拠がない
- 曖昧な表現 (具体性がない・明確な意味のない言葉を使用する)
- 一般の消費者に理解できないような専門用語での表現
- ごく一部の社会的責任に対する取り組みを過大に強調(全体では社会的責任を果たしていない無関係の主張)
- 捏造された主張またはデータ
特に、企業が証拠や根拠がない主張をしている場合はブルーウォッシュをしている可能性があります。
企業の取り組みに疑問を持った際には直接企業に問い合わせてみるのが有効的です。
参考:The Truth About Bluewash They Don’t Want You To See | Panaprium
まとめ
ブルーウォッシュは消費者を騙す行為です。
社会の発展を妨げるだけではなく、消費者を無意識のうちに強制労働などの人権侵害に加担させてしまう恐れがあります。
企業の商品やサービスを利用することは、投票のようなものです。
社会的責任に対する取り組みを行う企業への支持が増えれば、より多くの企業が社会にとって良い取り組みを行うようになります。
私たち消費者は日々の消費活動によって社会をより良い方向へ変える力を持っています。
だからこそ、ブルーウォッシュ騙されないように自主的に調べて選択することが重要です。