カーボンクレジット制度の内容と導入している有名企業4社をご紹介

カーボンクレジット制度の内容と導入している有名企業4社をご紹介

カーボンオフセットを実施するにはクレジット制度を利用することがとても重要です。本日はクレジットの制度について、また、誰もが耳にしたことがある日本企業が、制度をどのように経済活動に活かしているのかを解説していきます。

ハッピーキヌア編集部
2021年07月04日
カーボンクレジット制度の内容と導入している有名企業4社をご紹介

ローソン

日常生活に身近な存在であるコンビニエンスストアの一つ、「ローソン」もクレジットを通じて、カーボンオフセットの機会を個人消費者に提供している企業の一つです。

 

ローソンで、簡単にカーボンオフセットに参加できる方法は、3つあります。

 

1つ目は、普段のお買い物で貯まるPontaポイントを利用する方法。

 

こちらは、1口50ポイントから申請でき、1口分で約20キロのCO2がオフセットできます。

 

 

2つ目は、ローソン内にあるマルチメディア端末「Loppi」を通じて、寄付する方法。

 

2,619円で1トンのCO2がオフセットされ、証明書も発行されます。

 

 

3つ目は、排出権付きの商品を購入する方法。

 

ローソンには期間限定で、CO2排出権付きの商品が販売されていますので、こういった商品を選択することで、普段のお買い物を通じてカーボンオフセットに参加することが可能になります。

 

 

ローソン公式ホームページによると、2021年5月時点ですでに約3万トンのCO2がオフセットされているそうです。

 

他にも、あなたのCO2家計簿では、数字を入力するだけで、家庭から排出されるCO2の量を計算してくれますので、排出量を少しでも意識できるよう、利用してみるのもおすすめです。

 

 

ローソンは、他にもCO2の排出量を減らすために、マイボトル持参すると、ドリンクが10円引きになるサービスなども実施しています。

 

この取り組みにより、Mサイズで30グラム、Lサイズで40グラムのCO2が削減されるため、カーボンオフセットで大切な、排出されるCO2を削減する努力をするということが簡単にできますよね。

 

 

(出典: 社会・環境|ローソン公式サイト, J-クレジット制度|J-クレジット制度とは温室効果ガスの排出削減量や吸収量をクレジットとして国が認証する制度です。)

 

 

Yahoo! Japan (ヤフー)

次にご紹介する企業は「Yahoo! Japan (ヤフー)」です。

 

毎日の生活の中で、ヤフーが提供するサービスを利用している方も多いのではないでしょうか?

 

ヤフーは 、J-クレジットの購入を通じて、「Do Your  Part! 国立公園・世界自然遺産カーボン・オフセットキャンペーン」と呼ばれる活動を支援している企業の一つです。

 

購入額の半分が、自然環境の保全活動に利用され、残りの金額は、J-クレジット創出団体に還元することで、より省エネの設備を導入などに活用される仕組みを構築しているそうです。

 

 

また、「Yahoo !ネット募金」で同キャンペーンへの募金を実施しているため、一般の消費者はクレジットカードで100円から、寄付することができます。

 

寄付金は、主に、自然環境の保全や、活動を推進する子供達への支援として利用されます。

 

他にも、Yahoo !ネット募金」では、明るい未来を作るための様々な募金を実施しているので、興味があるものがあれば、手軽に社会活動を後押しすることができます。

 

(出典: Yahoo! JAPAN、「国立公園・世界自然遺産カーボン・オフセットキャンペーン」に賛同 – ニュース – ヤフー株式会社, 未来の子どもたちに国立公園の美しい自然を残したい – Yahoo!ネット募金)

 

 

 Canon (キャノン)

プリンターや一眼レフカメラ、映像機器などを手掛け、世界中からの人気を誇る日本の精密機器メーカーです。

 

キャノンは、製品の開発にあたり、省エネ性能や、環境配慮技術の向上によって、製品のライフサイクルで排出するCO2の削減に取り組んでいます。

 

しかし、一部の製品の中で、どうしても削減できないCO2に関しては、相当分のJ-クレジットを購入することでオフセットしています。

 

つまり、個人や企業などが、CO2排出を削減できるキャノンの製品を使用することで、カーボンオフセットに貢献できると言えますよね。

 

さらに、キャノンは、希望する購入者に対して、同社が購入したクレジットのうち製品を使用する維持分を無償で提供する取り組みも行なっています。

 

提供されたクレジットは、自身の削減量として活用可能になるため、特に企業などにとっては、環境配慮活動を支援していることをアピールできるきっかけを作ることも可能です。

 

また、キャノンは、先ほど、ヤフーの取り組みでもご紹介した「国立公園・世界自然遺産カーボン・オフセットキャンペーン」にも協賛しており、デジタルカメラで壮大で豊かな自然の写真を撮影するプログラムを支援しています。

 

製品を購入する際、このように、環境に優しい商品を選択することは、エシカル消費やエシカルチョイスと言います。

 

エシカル消費について詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事も参考にしてみてくださいね

エシカルとは?エシカル消費を実践するポイント5選

サステナブルな世界のために重要な、エシカル消費とは?人生を変える考え方

エシカル消費者になる理由といますぐできる4つのアクション

 

(出典: サステナビリティ|企業情報|キヤノンマーケティングジャパングループ)

 

 

まとめ

カーボンオフセットは、削減努力をした上で、排出されてしまう温室効果ガスを他の活動によって埋め合わせるすることです。

 

埋め合わせする方法として、J-クレジット制度一般的です。

クレジットは、再生可能エネルギーの利用や植林などの活動で温室効果ガスの排出を減らす取り組みをしているクレジット創出者が、自社の活動では削減できない温室効果ガスの排出を実質ゼロにしたいクレジット購入者と取引するために利用されます。

創出者にとっては環境配慮活動によって、利益を生み出すことができ、購入者にとっては、企業の高評価やブランディングに活用できるため、相乗効果が期待できますよね。

 

また、寄付や募金などの企業の取り組みを通じて、個人がカーボンオフセットをできる機会もたくさんあります。

 

寄付と聞くとハードルが高く聞こえてしまうかもしれませんが、数百円から参加できるものもありますので、少しずつ参加・貢献していくことで、脱炭素社会を目指していきましょう。

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