ヴィーガン生活は不妊治療にも効果的?生殖機能をアップさせるレシピも紹介
現代の食生活では難しい妊活でも、ヴィーガン食なら効果があるかも?その理由をリアルな現実とともに解説していきます。生殖機能にも役立ち、不妊治療中や妊婦の方が喜ぶ、栄養素とレシピもご紹介します。
動物性由来のものを取らないヴィーガン食は、特に美容と健康にも重宝されています。
さらに、不妊治療にも効果があると海外で注目されていることをご存知でしょうか。
今回はヴィーガン生活と不妊治療の関係、妊活に必要不可欠な生殖機能が、食事によってどのような影響があるのかを詳しく解説していきます。
海外より、食事と生殖機能の調査について
世界三大通信社の一つ、AFPBB Newsはジャンクフードと精子についての研究を発表しました。
米ハーバード大で18歳から22歳の男性100人を対象に、数ヶ月の食事を記録。
その記録と精子の関係性を調べました。
結果は、ジャンクフードや加工食品を食べている男性は健康的な食生活の男性と比較して、精子の品質が低いことがわかりました。
「医師によると、彼らの精子は、卵子に到達して受精する可能性がより低いという。たとえ男性が日常的に運動していて健康的な体重でも、食事は精子に影響を与えていた。」
出典:AFPBB News
生殖機能に与える食の影響力がいかに重要か、明白な結果となりました。
また、生殖機能ではありませんが病気のリスクもある加工肉。
世界保健機関(WHO)の調査をもとにした記事が、ハッピーキヌアヴィーガンメディアに掲載されていますので、こちらもご覧ください。
現状の食生活は妊活に適しているか?
令和元年、厚生労働省が調査した「国民健康・栄養調査」がありました。
それによると、特に若年層が食に対してあまり関心がないことがわかります。
不妊治療中や現在妊娠中の方も是非、ご自分と照らし合わせてみてください。
例えば妊娠率の低下を高めるBMIの意識について。
20歳以上の男女で統計を取ったところ、「感心はあるが改善をするつもりはない」と答えた人が一番多い結果となりました。
男性で24.5%、女性で24.9%でともに約4割を占めることに。
また、野菜の摂取量も少ないと言えます。
平均が280.5g(男性288.3g、女性273.6g)で、過去10年間をみても大きく増加していません。
引用:厚生労働省
以上のことから、日本では食生活の意識が低いことがおわかりいただけたと思います。
そして、妊活に重要な”野菜の摂取量も低い”ということもわかりました。
特にジャンクフートやファストフードが溢れている現代。
当然と言えなくもない結果ですが、妊活中でなくても残念な結果です。