【オランダ】動物性食品の価格高騰、「ヴィーガン食品=安い」が当たり前に?

【オランダ】動物性食品の価格高騰、「ヴィーガン食品=安い」が当たり前に?

オランダではヴィーガンミートの価格が動物性食肉より低くな利始めています。その背景を詳しくご紹介します。

aimi
2022年08月09日
【オランダ】動物性食品の価格高騰、「ヴィーガン食品=安い」が当たり前に?

食肉価格の利益率の低さ

モレマン氏はまた、価格差の考えられる要因として「食肉製品の利幅の薄さ」を挙げ、次のように述べています。

 

「スーパーマーケットは、肉をできるだけ安く提供することで、顧客を引きつけようとします。

しかし、代替肉は35%から50%の利ざやがあります。このような高い利ざやが、インフレの価格上昇を吸収するための緩衝材として作用しているのかもしれません。

一方、食肉については、スーパーマーケットは価格を上げるしか選択肢がありませんでした。」

 

つまり、「食肉の利益率の低さ」と「代替肉の利益率の高さ」のギャップが、食肉が価格上昇の影響を強く受け、植物由来の代替品がそうならなかった理由を証明していると読み取ることができます。

 

日本における植物由来食品の価格

「ヴィーガン」というライフスタイルが日本でまだそれほど関心を持たれていなかった頃は、代替肉も入手が難しく、通販などで買えたとしても気軽に購入できる価格ではなく、「ヴィーガン食品=高い」といったイメージを持たれていた方は多いのではないでしょうか。

 

しかし、植物由来食品のニーズの高まりに伴い、企業がより効率的に生産できるようになり、競合他社が増えることで価格が低下してきているのを感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

ハピキヌ編集部の個人調べですが、行きつけのスーパーでは大豆ミートと動物性肉の両方のミンチがパック詰めで売られており、大豆ミートの方が量は同じでも安く販売されていました。

肉ではないですが、牛乳と豆乳もほとんど同じ価格か、スーパーによっては有機豆乳であっても、普通の牛乳より安く販売されているのを見かけることがあります。

 

植物由来食品が普及して価格が下がるまでに時間を要するかもしれませんが、製造にかかるコストを考えても、オランダのように代替肉の価格が従来の食肉を下回っていくのは必然的なのかもしれません。

 

まとめ

インフレ等によって価格が左右されにくく、企業にも消費者にも嬉しいメリットの多い代替肉。

オランダで今起きていることのように、日本でも代替肉をはじめとする「ヴィーガン食品が従来の食肉の価格より安い」日常が当たり前になる日は遠くないのではないでしょうか。

 

また、植物由来のお肉は、ヴィーガニズムの観点からも良いポイントが多くあるだけでなく、動物性のものに比べて常温で保存ができるのにも関わらず賞味期限も長く、何よりもヘルシーです。

もちろん、まな板を汚したり、食中毒や中まで火が通っているか気にかけたりする必要もないため、お料理の手間も省くことができます。

 

大豆ミートを食卓に取り入れることで、料理がますます好きになるかもしれません。

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