実はヴィーガンじゃない!動物性素材を使っている気を付けたい食材10選
ヴィーガンだと思い込んで食べているかもしれない、実はヴィーガンではない食材を10選ご紹介!見分けるポイントに関しても丁寧に解説します。
今回は、一見すると植物性に見えるけど、実は動物性の素材が含まれている食材をご紹介します。
目次
実は動物性の素材が含まれている食材とは?
見分けるポイントは?
肉・魚・卵・乳製品の摂取を避けたとしても、残されたものがすべて植物性であるとは限りません。
納得して口に入れられる食材を探すには、食材の裏側を知る必要があります。
見分けるポイントをご紹介します。
植物性に見える食材に、動物性の素材が含まれてしまう主なケースは、以下の4つがあげられます。
- 製造の過程で動物性の素材を利用するもの
- 副原料として動物性の素材が含まれているもの
- 原料が何かがわかりにくいもの
- 動物の犠牲の上で生産されているもの
これらをしっかり見極めて、ヴィーガン食材だけを取り入れていきたいですね。
早速確認していきましょう。
ヴィーガンが気をつけたい食材10選
1. 白砂糖
サトウキビから作られる砂糖は、植物性ですが、白く精製する過程で、骨炭が使われている可能性があります。
骨炭とは、動物の骨を焼いて作った物です。砂糖をろ過して漂泊する時に使います。
骨炭でろ過をしても、骨が砂糖に直接添加されるわけではありません。
しかし、生き物の骨を製造過程に使うので、ヴィーガンとしては避けたいものです。
一部の砂糖は、骨炭の代わりに植物性のフィルターで精製しており、パッケージの表記で選別する事ができます。
また、てんさいから作られた「てんさい糖」であれば、精製に骨炭を使わないので安心です。
とはいえ、そもそも砂糖は過度に精製を施した食材です。
そのため、メープルシロップやアガペシロップなどの自然な甘味料を、多くのヴィーガンは愛好しています。
白砂糖に関して、より詳しく知りたい方は、是非こちらの記事も参考にしてください。
2. ワイン
ワインは、植物のぶどうから作られています。しかし、製造工程でオリという沈殿物を除去する際に、卵白や魚の浮き袋を使う事があります。
それらの動物性の素材は、最終的にワインの中から全て取り除かれる事になっているので、原材料表示には記載されません。
ですが、動物性の素材が製造過程で使用されるワインを、砂糖と同じように多くのヴィーガンが避けています。
ワインの作り手によっては、ヴィーガン向けに、動物性の素材を使わず製造している場合もあります。また、未精製のワインもあります。
そのようなワインを選択すれば、食卓の幅を広げる事ができますね。
ヴィーガン対応のアルコール製品に関しては、以下の記事も参考にしてください。
3. めんつゆ
和食といえばヘルシーなイメージがありますが、多くの場合、出汁(だし)にはかつお節など魚介類のエキスが入っています。
そのため、お店でそばやうどんを食べる時は、ヴィーガン専門店でない場合には、醤油や塩に麺をつけて食べる方が多いようです。
つゆにつけない方が麺の味がよくわかるからと、やみつきになる人もいるようです。
一方で、ヴィーガン対応のだしつゆ・めんつゆも、たくさん販売されています。
4. キムチ
キムチは韓国の漬物です。
白菜や大根などの野菜がメイン素材ですが、原料にはアミや塩辛などの動物性食材が含まれています。
魚介類をうま味に利用しているキムチは、めんつゆ同様、エキス分に注意を払うべき食材です。
5. 中華麺
全てではありませんが、ラーメンや焼きそばの麺には、卵が含まれている場合があります。
黄色く着色しているだけの麺もありますので、見た目での判断は難しいものです。
麺を購入する時は、パッケージに書かれている原材料表示で確認できます。
また、外食する時は、店員に使用の有無を教えてもらう事で確認できます。