実はヴィーガンじゃない!動物性素材を使っている気を付けたい食材10選
ヴィーガンだと思い込んで食べているかもしれない、実はヴィーガンではない食材を10選ご紹介!見分けるポイントに関しても丁寧に解説します。
6. パン
多くのパンには、砂糖、バターや脱脂粉乳などの乳製品、そして卵が添加されています。アレルギー対応食のパンであれば、識別することは可能です。
また、最近では、白砂糖をてんさい糖へ、乳製品を豆乳へ代えた、ヴィーガン対応パンを店舗でも見かけるようになりました。
クリエイティブに自作してみるのもいいかもしれませんね。
7. ゼラチン
独特の食感の、グミ・ゼリー・マシュマロ・ババロアは、ゼラチンによって形成されています。
実はゼラチンは、動物のコラーゲンから抽出したものです。
では、ゼリーなどは食べられないのかというと、そうとは限りません。
柔らかい食感は、海藻から作る寒天やアガー、デンプンから作る葛粉や片栗粉などで代用が可能です。
8. 練り物
かまぼこ・ちくわ・はんぺんなどの練り物は、主に魚を原料としています。
これは、日本人なら誰もが知っている事実かもしれません。
しかし、あまりにも魚と姿形がかけ離れているために、意識していないと、つい魚である事を忘れてしまいます。
9. はちみつ
主に花の蜜から作られるはちみつは、一見すると植物性に思えます。しかし、それを作っているのはミツバチです。
ミツバチが苦労して集めたはちみつを、人間が横取りする行為に、多くのヴィーガンがNOと意思表示をしています。
風味は若干異なりますが、メープルシロップなどで代用できますね。
はちみつの代替品などに関しては、こちらの記事も参考にしてください。
10. パーム油
パーム油は、パームヤシから作られる植物性の油ですが、ヴィーガンにとってパーム油は特別です。
なぜなら、主にパーム油は、熱帯雨林を農地化して作る油だからです。
熱帯雨林には多様な生き物が数多く生息しています。壊せばそこに住んでいた生き物に逃げ場はなく、また、一度壊すと元に戻せません。
開発の手段があまりにも横暴なので、この問題にはヴィーガンでない人も声を上げています。
そのようにして、熱帯雨林を破壊して作るパーム油産業は、多くの生き物の住みかと命を奪う事で成り立っています。
動物の苦痛に強く共感できるヴィーガンにとって、そのような経緯で作られた素材を口にするのは、実に耐え難いものとなります。
パーム油に関しては、こちらの記事も参考にしてください。
まとめ
実はヴィーガンではない、気を付けたい食材をご紹介しました。
これだけ紛らわしいものが多いと、食べ物を制限をされている気がして、食事がつらくなってしまう人もいるかもしれません。
そんな時は、「これは何でできているのかな。どこから来たのかな」と、楽しんで想像する事が大切です。
また、無理なく完璧を目指し過ぎない事もコツの一つです。
理解したうえで食べない、そしてたまには理解したうえで敢えて食べることで、より豊かな食生活に変えていけるといいですね。