野菜・果物を多く摂るほど死亡率低下?プラントベースで身体だけでなく心の健康も
野菜と果物の摂取量が多いほど全死因死亡リスクが低下!精神面にも良い影響を与えるという、ヴィーガンとしては嬉しい研究論文をわかりやすくご紹介します。
そうなると、動物性の食品を一切摂取せず、野菜・果物・ナッツ類などのプラントベース食品を摂るヴィーガンにとっては嬉しい情報ではないでしょうか。
また、野菜・果物を多く摂ることは、身体だけでなく心の健康にも良い影響を与えるという報告もあります。
そこで今回は、「野菜・果物を多く摂るほど死亡率低下させる」、そして「心にも良い影響を与える」という研究結果や、野菜や果物を多く摂る方法などをご紹介します。
ヴィーガンとは?
まず、ヴィーガンについてご説明します。
食生活
×動物の肉全て(鳥肉・魚肉・その他の魚介類も含む)・昆虫・ゼラチン、または、動物レンネット・動物からのストック、または脂肪・卵・乳・乳製品などの動物性食品は一切食べない
〇野菜・果物・ナッツ類などの植物性食品は食べる
※ハチミツ・白砂糖も摂らない場合もある
詳しくは、「ヴィーガンが、ハチミツや白砂糖を摂らない理由」に関する記事を参考にしてください。
ヴィーガンにおいては、「動物性由来の食品は一切食べない」ということがキーワードとなり、野菜・果物・ナッツ類などのプラントベース食品を摂る事で死亡率低下になる可能性があります。
ヴィーガンの定義や実践する理由
ヴィーガンとは、動物性の食品を一切摂取しない、「完全菜食主義」のことです。
この、「ヴィーガン」という用語は、1944年にイギリスのヴィーガン協会(The Vegan Society)が創設された際に命名されました。
【ヴィーガンの定義】
ヴィーガンの定義は以下のようになっています。
「ヴィーガンとは、食物や衣類、またはその他の目的のために動物を虐げるあらゆる形態を、可能な限り、実行可能な範囲で排除しようとする哲学および生き方です。
ひいては、動物や人間、環境の利益のために、動物を含まない代替品の開発と使用を促進します。
食事の用語では、それは全体的または部分的に動物に由来するすべての製品を省く慣行を意味します。」
(引用元:vegansociety「Definition of veganism」)
完全菜食主義が目的のヴィーガンもいますが、上記の定義から、その根底には、環境保護・動物愛護の思想があることが分かります。
しかし、ヴィーガンになる動機は他にもありますので、上記を含めて次ページにてご紹介します。