【保存版】PETAが注目する、2021年のヴィーガン食品トレンド15選
世界最大の動物愛護団体であるPETAが注目する、2021年のヴィーガントレンドをご紹介します。ヴィーガンフードはもちろん、動物や環境、人種に関することまで幅広い内容でお届けします。ヴィーガンの方、ヴィーガンに興味のある方は必見です。
目次
12.スーパーマーケットのベーカリーがヴィーガン仕様に変身
View this post on Instagram
スーパーのベーカリーコーナーに並ぶ商品は、「牛乳」・「卵」・「ハチミツ」などを使用している場合がほとんどでしたが、それが変わってきています。
2020年後半辺りから、ヴィーガンクロワッサン・エッグレスミニマフィン・乳製品を使わないパウンドケーキやセレブレーションケーキなどが、ホールフーズマーケットなどの店舗で販売されるようになっています。
この状況を考えると、2021年はベーカリー好きのヴィーガンにとって夢のような年になるでしょう。
お取り寄せ可能なヴィーガンスイーツも増えていますので、以下の記事も参考にしてください。
13.ヴィーガンデリバリーサービスの人気が高まる
View this post on Instagram
「Grubhub」や「Uber Eats」などのモバイルアプリによるフードデリバリーサービスのおかげで、「Pizza Hut x Beyond Meat」のヴィーガンピザを自宅の玄関先まで届けることができるようになりました。
また、「PETA Business Friends Veestro」や「Purple Carrot」、「MamaSezz」などのヴィーガンミールデリバリーサービスの人気が高まっており、温めるだけで食べられるヘルシーなお惣菜や朝食などを郵送してもらうことも可能です。
パンデミックの影響で多くの人が自宅で仕事をしているアメリカでは、ミールデリバリー会社への注文は今後もますます人気が高まると思われます。
日本でも以前に比べ、ヴィーガンフードのデリバリーサービスを行っているお店は増えてきています。
詳しくは、デリバリーで頼める!都内のヴィーガングルメ10選の記事も参考にしてください。
14.ヴィーガン用の常温保存食品・飲料も増えてくる
View this post on Instagram
停電したときや災害時に備えて、常温で保存可能な食品はありがたいものです。
そのため、PETAのビジネスフレンドであるRise Brewing Co(オーガニック原料で抽出したコーヒーの製造販売をする企業)をはじめ、多くの企業がヴィーガン用の保存食を提供しているのは本当に喜ばしい事です。
また、PETAのビジネスフレンドでもあるLaird Superfood(植物由来のスーパーフード製品の製造販売をする企業)も、魅力あるヴィーガン製品の新製品を発表しています。
代替肉の開発と発展に挑む企業「NEXT MEATS(ネクストミーツ)」がリリースした、地球と環境にやさしい非常食「NEXT牛丼缶」も話題を呼んでいます。
「NEXT牛丼缶」の賞味期限は製造日から3年であり、常温で保存できるため、災害時に重宝しそうです。
詳しくは、ネクストミーツの新商品!地球と身体にやさしい非常食「NEXT牛丼缶」をご紹介も参考にしてください。
また、NEXT牛丼缶 3個セットは、ハッピーキヌアで購入可能ですから、是非チェックしてみてくださいね!
非常食にもおすすめの、常温保存可能なヴィーガン食品に関する記事も参考にしてください。
15.多くの食品・飲料メーカーがPETAの説得を受け、動物実験廃止へ
View this post on Instagram
PETAは、大手の食品・飲料メーカーに対して、残酷で無意味な動物実験を廃止するよう説得してきましたが、2021年のヴィーガンフードのトレンドは、食品業界の実験の近代化がさらに進むと予想されます。
2021年のヴィーガンフードのトレンドは、食品業界の検査の近代化にあると予想しています。
食品添加物は健康によくないものもありますが、実は動物実験を行い、安全性を確かめていることをご存知でしょうか。
詳しくは、食品添加物と動物実験、人体への影響を徹底解説(ヴィーガンの観点あり)を参考にしてください。
大豆やトウモロコシなど、さまざまな作物で行われている「遺伝子組み換え」ですが、この技術で生み出された作物による、健康や環境などへの影響が懸念されている事実もあります。
また、その開発の裏では「動物実験」も行われており、特に、ヴィーガンであれば知っておくべき情報もあります。
詳しくは、【徹底解説】健康のために知っておきたい「遺伝子組み換え(GMO)」を参考にしてください。
2021年のヴィーガントレンドについて言えることは、「ヴィーガンになるのは、これまで以上に容易になる」と言うことかもしれません。
2020年のパンデミックや社会的再評価などが教えてくれたように、ヴィーガンになることの意義が、かつてないほど重要になっているのは間違いないでしょう。
実際、コロナの影響で世界中でエシカルへの意識が向上し、ヴィーガンも増加しています。
詳しくは、ヴィーガンも急増!?コロナの影響により世界中でエシカル意識が向上を参考にしてください。
(出典:PETA「15 Vegan Trends to Keep an Eye Out For in 2021」)
記事内に出てきました、PETAのビジネスフレンド(PETA Business Friend)とは、PETAのビジネスフレンドになることで、企業側はPETAのオーディエンスとつながることができ、一度限りの寄付をする事で、年間を通じてマーケティング上のメリットの提供を受けることが出来るシステムです。
まとめ
View this post on Instagram
今回、2021年に注目されるであろう、ヴィーガントレンドをご紹介しましたが、動物・環境・人に関わる問題への提議も多く、ヴィーガンとしての生き方に深みを与えてくれる、考えさせられる点も多かったと感じています。
世界的に見ても、ここ数年間でヴィーガンの人口は急激に増え、大企業を動かすほどのトレンドとなっており、ヴィーガンが経済に与えるインパクトや、その背景にある価値観が注目されています。
そのため、ヴィーガンになりたいと思っていても、まだ実行に移せない方やヴィーガンビジネスをお考えの方には、チャンスの年となりそうですね。