ヨガとヴィーガンの関係とは?健康の観点から、わかりやすく解説
ヨガマットさえあればどこでも手軽にできるヨガ。家時間が増えている昨今、ヨガの人気がさらに高まっています。ヨガを実践する人にヴィーガンが多いのはなぜか?今更聞けない素朴な疑問を徹底解説します。
世界最古の医学アーユルヴェーダ
アーユルヴェーダはインドの伝統的治療法。世界最古の医学と呼ばれるほどの長い伝統を持ち、若さを保ちながらより健康になることを目的とした予防医学です。
サンスクリット語のアーユス=生命、寿命、ヴェーダ=科学、知識からできた合成語で、日常生活で実践する自然科学を基にした治療法です。
アーユルヴェーダの治療法で重要なのが食事。アーユルヴェーダは基本、動物性タンパク質は禁じられていません。しかし、赤肉は避けたい食事となっています。
なぜアーユルヴェーダ?と思われる方も多いでしょう。
アーユルヴェーダとヨガは、古代インドの諸宗教から発祥したものであり、肉体、精神、魂三つのバランスを整えることが重要と考えています。
アーユルヴェーダとヨガが目指しているものは同じで、健康増進の一環として、食事も含めた生活全般をカバーしているのです。
健康の観点からの共通点
ヨガとアーユルヴェーダー両方とも古代インドに起源を持ち、肉体、精神、魂の三つのバランスを整えることが重要とされています。
そして両方とも私たちの体内に取り入れる食物は肉体、精神、魂のバランスを整えるのに重要であると考えています。
アーユルヴェーダーの原則によれば、動物性食品は活力が低下すると言われており、ヨガと菜食主義を実践することにより、多くの慢性疾患のリスクを低下させ、長寿を促進し、精神面においても向上すると考えられています。
ヨガと菜食主義による利点
ヨガには活力と集中力が必要です。食べ物は、精神的および肉体的において重要な役割を果たしています。
植物ベースの食事はコレステロールと飽和脂肪が少なく、血液がより効率的に筋肉に到達するため、運動能力が向上するため、ヨガのポーズをよりスムーズに行うことができます。
そして、野菜や果物には、抗酸化物質も豊富に含まれており、筋肉の疲労が軽減され、筋肉痛の回復時間が改善されます。
多くの場合、慢性炎症は、肉、乳製品、精製された炭水化物と砂糖、およびその他の加工食品の消費によって引き起こされます。植物ベースの食事に切り替えることで、これらの食品を自然に排除し、体全体の炎症が軽減します。
まとめ
基本、ヨガをしながら菜食主義を実践するのは個人の選択によります。
ヨガとヴィーガンの関係は、非暴力・アヒンサーを実践するため。しかし、ヨガインストラクターでも、たまにはお肉を食べる人もいるのも事実です。
ヨガを実践する人は、菜食主義を選択しない人をも尊重します。菜食主義とならない人を責めるよりも平和な心で彼らを尊重することも、ヨガの教えであり、ヨガ自体が食べ物の選択よりも重要だと考えているためです。
私たちが宇宙の一部であり、宇宙と調和をする心を持つという膨大な考えを持つヨガ、健康のためメンタルのために少しずつ始めてみてはいかがでしょう。
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