楽しいライフスタイルにするために、あなたがヴィーガンになる前に知っておくべきこと
ヴィーガンになろうとお考えの方へ、その前に知っておいてほしいことがあります。ヴィーガンライフを楽しいものにするための知識を、10個にまとめました。
ご自身の、今までのライフスタイルに、変化を起こすことは、誰でも不安です。
そんな方に、ヴィーガンになる前に知っておけば、きっと楽しく、ヴィーガンライフを送れるポイントをご紹介します。
もちろん、すでに、ヴィーガンライフを楽しまれている方にも、この先、ヴィーガンであり続ける道しるべとして、読んでいただければ、幸いです。
目次
ヴィーガンになる前に知っておくべきこと
イギリスで、もっとも購読されている、ヴィーガンマガジン・ウェブサイトのVegan FOOD&LIVING。
その、ウェブサイトに、掲載されている、興味深い記事
をもとに、日本でヴィーガンになろうと考えている方々に、知っておいていただきたいことを、10個にまとめました。
ハッピーキヌアヴィーガンメディアでは、ヴィーガンの方に向けた情報を、皆さんとシェアしていきたいと考えています。
今回は、今までに、当サイトに掲載された記事も、併せてご紹介します。
知っておくと、きっと、楽しいヴィーガンライフを送るヒントになることでしょう。
ヴィーガンになることは、難しいことではありません
1. ヴィーガンでも、外食を楽しめます
ヴィーガンになったときに、いちばんの困りごとは、外食だとお考えの方は、多いと思います。
しかし、それは、杞憂に終わるかもしれません。
ヴィーガンの方にも、安心して楽しめるお店は、各地にあります。
インターネットで検索すると、意外と、たくさんのお店を知ることができますよ。
たとえば、誰もが知っている、チェーン店にも、ヴィーガンメニューが登場しています。
近所にある、やよい軒、ココイチにも、ヴィーガンメニューがあります。
また、国内各地の、ヴィーガンレストランについても、ハッピーキヌアヴィーガンメディアは、徹底リサーチしています。
東京はもちろん、大阪・神戸、京都、金沢、鳥取・島根など、北から南まで、ご紹介しています。
また、ヴィーガン、ベジタリアンであり、サステナブルなレストランとしても認められた、ミシュラングリーンスター獲得のお店も、ご紹介しています。
さらに、ディズニーリゾートにお出かけの際には、こちらの記事が、お役に立てるかもしれません。
2. ヴィーガン専門店に行く必要はありません
ヴィーガン食品は、専門的なものだと思いますか?
実は、そんなことはありません。
私たち日本人の、主食である米や、うどん、そばは、代表的な、ヴィーガン食品です。
さらに、代替食品も、スーパーや、ネットショップでも、気軽に入手できます。
こちらの記事は、スーパーで買える、冷凍ヴィーガンフードを、紹介しています。
どれも、温めるだけの、簡単調理で、おいしくいただけるものばかりです。
また、ハッピーキヌアヴィーガンメディアでは、iHerbや、Amazonなどで買える、おすすめのヴィーガン食品を、たくさんご紹介しています。
そして、ハッピーキヌアでは、オンラインショップの、ヴィーガンストアもオープンしています。
お気軽に、ハッピーキヌアおすすめの厳選アイテムが、ご購入いただけます。
想像以上に、ヴィーガン食品は、身近な存在ですよ。
3. コストは、今までより大きくかかるわけではありません
ヴィーガンになると、食事や、生活に必要なものが、高価なのでは?
いいえ、きっと、家計に負担がかかる、と、感じるほどではありません。
先述のとおり、米や、麺類など、主食になるものは、どこでも誰でも買うことができます。
それらは、ヴィーガンだと謳っているわけではありません。
誰にとっても、必需品だからです。
また、代替食品は、多少高額であったとしても、毎日必要ではありません。
いまや、それらも、スーパーやコンビニ、オンライン通販でも、簡単に購入できます。
食品だけでなく、雑貨などの生活用品についても、同じです。
たとえば、こちらの記事でもご紹介していますが、ヴィーガンの方が使える雑貨などは、オーガニックであったり、サステナブルなものが多いのも事実です。
それらは、「意識が高い」「スタイリッシュ」と感じる方や、環境に関心の高い、ノンヴィーガンの方にも、ニーズがあります。
ヴィーガンであるかどうかに関わらず、需要が高まっている、ヴィーガンのライフスタイルに合ったものたち。
「誰でも使える」ことが、高価では、続きませんよね。
4. すでに、あなたの好きな食べ物が、ヴィーガンである可能性も
「アクシデンタリーヴィーガン」という言葉を、ご存じですか?
そんなつもりはなかったけれど、結果的に、ヴィーガンフードになった食品のことを、そう呼びます。
「オレオ」は、その、代表的な例です。
みなさんも、一度は食べたことがあるかもしれませんね。
あの、濃厚なビスケットとクリームの味が、ヴィーガンフードだとは、驚きですよね。
そして、現在、世界中で、食品の安全性や、健康を望む声が、加速度的に、大きくなっています。
それに伴い、こういった、アクシデンタリーヴィーガンの食品は、これからも、増えていくでしょう。
ヴィーガンになる、と、大きな覚悟をせずとも、そうなるように、なっていく。
ヴぃーがんになろうとお考えの方も、アクシデンタリーヴィーガンの食品も、そんな自然な流れが、気負わずに楽しめる秘訣かもしれませんね。
ハッピーキヌアヴィーガンメディアの、こちらの記事で、アクシデンタリーヴィーガンの食品を、ご紹介しています。
ぜひ、チェックして、実際にお手に取ってみてはいかがでしょうか。
栄養面での心配は、こうして解決します
5. 大豆の摂りすぎが心配ですか?
ヴィーガンの方の、重要な、タンパク源として、大豆や、大豆製品があります。
確かに、大豆製品は、入手しやすく、価格も安定していますし、タンパク質が摂れる、優秀な食品です。
また、店頭には、大豆由来の代替肉など、動物性食品の代替食品が、多く並んでいます。
そこで、大豆の摂りすぎによる、イソフラボン、エストロゲンの過剰摂取を、心配される方も、いらっしゃることでしょう。
しかし、日本人である私たちは、それを深刻に危惧する必要は、ほとんどないと言えるでしょう。
イソフラボンは、普段の生活で、適量を摂取できる
大豆製品を、毎日摂る場合には、イソフラボンの摂取上限値が、70~75mg/日 と、定められています。
上の表に、主な大豆製品に含まれる、イソフラボン量をまとめてみました。
毎日摂取したとしても、基準値を大幅に超えるような食事の摂り方は、そうそうしないのではないでしょうか。
そして、逆を言えば、サプリメントなどで、わざわざ摂取しなくても、日常生活で、十分摂取できる量でもあります。
詳しくは、農林水産省のホームページにある、大豆と、大豆イソフラボンに関するQ&A、
または、国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所が、運営するサイト「健康食品」の安全性・有用性情報の、データベースにある、「ダイズイソフラボン」を、ご覧ください。
これらを読んでいきますと、食品として摂取するぶんについては、それほど過敏になる必要はないことがわかります。
さらに、ハッピーキヌアヴィーガンメディアでは、こちらの記事で、エストロゲンについて、詳しく解説しています。
大豆イソフラボンは、エストロゲンと、構造が似ているので、「植物性エストロゲン」と言われることもあります。
併せてお読みいただければ、過剰摂取への不安は、解消されるでしょう。
参考サイト:農林水産省 「大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A」
国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 「「健康食品」の安全性・有用性情報 - ダイズイソフラボン」
6. サプリメントで、足りない栄養素は補いましょう
ヴィーガンになって、気をつけたいのは、特定の栄養素が、不足することです。
例えば、ビタミンB12は、動物性食品にしか含まれない栄養素です。
また、ビタミンDや、オメガ3と呼ばれる脂肪酸は、動物性食品から、より多く、効率的に、摂取できます。
こういった栄養素は、代わりのヴィーガン食材を探すのも、もちろんですが、サプリメントで補うことを、おすすめします。
コスト的にも、吸収率の観点からも、効率的です。
ハッピーキヌアヴィーガンメディアでも、ヴィーガンの食生活で、不足しがちな栄養素についての情報を、たくさん公開しています。
記事では、おすすめの食材や、サプリメントを、詳しくご紹介しています。
以下は、ほんの一例です。
また、おすすめのサプリメントについても、こちらの記事が、参考になるでしょう。
7. 食品表示を読むことを習慣にしましょう
現在、私たちが口にする食品のほとんどは、「加工食品」と呼ばれるものに当たります。
容器包装に入ったものは、「加工食品」と位置付けられているものが、ほとんどです。
そして、これらには、必ず、必要な情報を、表示しなくてはならない法律があります。
食品表示には、非常に多くの情報が記載されています。
カロリーなどの、栄養成分をはじめ、原材料名、産地、添加物、アレルギー物質など、健康に関わる、正確な情報を得ることができます。
ヴィーガンの方は、原材料名を見て、動物性のものが使われていないかを、確認できます。
また、アレルギー物質の欄からも、それがわかります。
こちらの記事では、食品表示の、基本的なことを、詳しく解説しています。
ヴィーガンの方にとって、どこに注目し、どう見たらよいのかが、わかります。
理解すると、食品表示は、非常に有益なものです。
ぜひ、ご活用ください。
参考:消費者庁
まだまだ、ヴィーガンは、少数派だと感じることが、少なくありません
7. すべての人が、理解を示してくれるわけではないかもしれません
あなたが、ヴィーガンになろうと思ったきっかけは、なんですか?
人それぞれ、理由も、思いの強さも、異なって当然です。
海外では、ヴィーガンになることを、もっとカジュアルに捉えている印象です。
「あれこれ考えるよりも、まずはやってみよう」
という考えの方が、多いのかもしれません。
そして、その選択を、当たり前にできるように、環境が整備されています。
対して、日本における、「ヴィーガン」というものに対するイメージは、どうでしょうか。
こちらの記事のようなイメージをお持ちの方ばかりではなくとも、少なくもない、と感じることもありますね。
しかし、こういった、ヴィーガンに対する考え方に対して、どうすることもできません。
どのような選択をするのも、どのような思想を持つことも、個人の自由だからです。
8. 旅先でのヴィーガンオプションは、下調べしておきましょう
まだまだ、ヴィーガンというライフスタイルが、少数派であることは、もしかしたら、日常ではなく、特別な時間に感じるものかもしれません。
例えば、旅行に出かけた際に、ヴィーガンレストランが見つからない。
また、ヴィーガンオプションが選べないこともあります。
地方であれ、都市であれ、普段と違う環境に身を置く場合には、ガイドブックやインターネットを駆使して、情報を集めておくと良いでしょう。
ハッピーキヌアヴィーガンメディアでは、国内外問わず、さまざまな国や地域での、ヴィーガンカルチャーを、ご紹介しています。
国内の、ヴィーガンレストラン、カフェは、こちらからご覧いただけます。
海外の情報は、こちらからどうぞ。
さらに、ヴィーガンの方におすすめの旅行先も、ご紹介しています。
きっと、旅のお役に立てることと思います。
ヴィーガンは、生活そのものです
9. ヴィーガンとは、毎日の習慣と同じこと
ヴィーガンという選択をすることは、食事の変化だけにとどまりません。
歯磨き、コスメ、衣類やシューズまで、すべてにおいて、動物性のものを、選択肢から除いていくことになります。
例を挙げると、いま、ヴィーガンファッションが、熱いですね。
脱・アニマル化が進み、ナチュラル素材のものだけでなく、最先端のテクノロジーで、植物由来の、新しい素材が、続々と、開発されています。
そういったものは、雑貨や、住まいにも及びます。
しかし、ときには、ヴィーガンだと思っていたけれど、実は、動物由来だった、なんてことも、あるかもしれません。
先述の、食品表示のように、生活に関わるものの、原材料や、由来を確認することは、欠かすことができません。
その際には、認証マークなどが、選択の指標に役立ちます。
これらは、必死で勉強して、身に着けていくのではありません。
毎日、身だしなみを整えるように、習慣になっていくものです。
10. 一朝一夕で、ヴィーガンになる必要はありません
「ヴィーガンになる」と決意して、すぐに、あらゆることを、すべてヴィーガンに変える必要はありません。
習慣は、積み重ねてこそ、出来上がるものです。
その道のりで、ヴィーガンであり続けることの目的や、自信を、見失いそうになることもあるかもしれません。
そこでストップするのも、また踏み出すのも、自由です。
でも、もし、続けていこうとお考えになったのでしたら、こちらで、モチベーションアップが叶うかもしれません。
そして、ハッピーキヌアヴィーガンメディアも、ぜひ、ご活用ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ヴィーガンになることは、ハードルが高いわけではありません。
続けるためのモチベーションも、当サイトをはじめ、いろいろな方法で、キープできるでしょう。
誰からも理解を得られることはできないかもしれません。
慣れるまでは、少々時間がかかるかもしれません。
しかし、ヴィーガンというライフスタイルを選択したことは、素晴らしいことです。
地球上の環境、すべての生物にやさしい生き方をすることに、誇りをもっていきましょう。
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